海外のアナログゲームメーカー「Steamforged Games」は『エルデンリング』ボードゲーム版のクラウドファンディングキャンペーンを、Kickstarterにて現地時間の11月22日(火)から開始すると発表した。
『エルデンリング』は2月25日(金)に発売されたフロム・ソフトウェアのアクションRPGだ。発売前後から大きな話題を巻き起こし、リリース後3週間足らずで世界累計出荷本数は1200万本を突破。2022年度の「日本ゲーム大賞」では大賞に輝き、「Golden Joystick Awards」では4部門でノミネートされるなど高い評価を獲得してきた。
今回、クラウドファンディングキャンペーンの開始日程がアナウンスされたボードゲーム版を手がけるSteamforged Gamesは、『ダークソウル』や『ホライゾン ゼロ・ドーン』、『バイオハザード3 ラストエスケープ』などのボードゲーム版を製作してきた実績を持つ。特に『ダークソウル』ボードゲーム版では、当時のKickstarter史上最高額となる6億円近くの資金を集めた。
以前から『エルデンリング』のボードゲームを制作していることは明らかにしており、ボスのひとり「忌み鬼 マルギット」の駒の画像なども公開されていた。
その際の情報によれば、本ボードゲーム版では最大4人で「褪せ人」として「狭間の地」の冒険を楽しめるとのこと。原作の特徴のひとつである高難度の戦闘はダイスを使わない形式で再現し、通常の敵であっても命取りになりかねないハードなゲームバランスや高い戦略性といった要素が予告されている。
『エルデンリング』ボードゲーム版のKickstarterキャンペーンは現地時間の11月22日(火)よりスタート予定。すでにプロジェクトは2万人以上のフォロワーを集めるなど、高い注目を獲得している。
記事執筆時点ではキャンペーン内容の詳細については明らかにされていないが、キャンペーンに参加すると映像にも登場した専用ボックスのコレクターズエディションが入手可能とのこと。まずはクラウドファンディングの開幕に向けて、今後の情報公開にも注目していきたいところだ。