スペインに拠点を置く開発元のStudio Kobaは10月24日、『Narita Boy』のスピンオフ作品として新作ゲーム『Haneda Girl』を発表した。
Buckle up, something big is coming your way. ✈️
— Studio Koba-Narita Boy/Haneda Girl (@studiokobaGAME) October 24, 2022
Haneda Girl, the fabulous spinoff of Narita Boy, can't wait to meet you all.🀄️
Stay tuned, further info will follow later this week!🗓️ pic.twitter.com/Yp64YOlDyu
前作の『Narita Boy』はゲーム内に登場する大ヒットした架空のゲーム「ナリタ・ボーイ」のヒーローとして戦い、世界を救う2Dアクションゲームだ。
舞台は1980年、「ナリタ・ボーイ」はゲーム機「ナリタ・ワン」と共にリリースされ、世界中が熱狂する。しかしながら、ゲームのソースコード内部「デジタルキングダム」は、現実世界への進出を目論む敵「HIM」によって襲撃され、「ナリタ・ボーイ」を開発したクリエイターの記憶が消されてしまう。
そこでプレイヤーは「ナリタ・ボーイ」の主人公となり、「クリエイターの記憶」を収集。そして邪悪な「HIM」の野望を阻止すべく、テクノソードで襲い来る敵をスタイリッシュに倒しながらサイバーな「デジタルキングダム」を冒険することとなる。
同作の特徴は『Narita Boy』というタイトルをはじめとするレトロな80年代の美意識だ。「80年代における最先端なデジタル表現」を模したサイバーなアートワークや随所で現われるちょっと不思議な日本語、ゲーム内のレイドバックしたシンセポップは「Vaporwave」に似た郷愁と魅力的な歪さを味わえるだろう。
今回発表された『Haneda Girl』は、そんな『Narita Boy』のスピンオフ作品。ゲームの詳細は不明だが、前作の設定が持つメタ的なギミックや80年代風のビジュアル、シナリオ、音楽の魅力がどのように継承されるのか注目したい。
本作の詳細は今週の後半に発表されるため、興味がある読者はStudio Kobaの公式Twitterをフォローして待とう。