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80年代風の電脳世界で戦うレトロな2Dアクション『Narita Boy』のスピンオフ作品『Haneda Girl』が発表。詳細は今週の後半に公開

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 スペインに拠点を置く開発元のStudio Kobaは10月24日、『Narita Boy』のスピンオフ作品として新作ゲームHaneda Girl』を発表した。

 前作の『Narita Boy』はゲーム内に登場する大ヒットした架空のゲーム「ナリタ・ボーイ」のヒーローとして戦い、世界を救う2Dアクションゲームだ。

 舞台は1980年、「ナリタ・ボーイ」はゲーム機「ナリタ・ワン」と共にリリースされ、世界中が熱狂する。しかしながら、ゲームのソースコード内部「デジタルキングダム」は、現実世界への進出を目論む敵「HIM」によって襲撃され、「ナリタ・ボーイ」を開発したクリエイターの記憶が消されてしまう。

 そこでプレイヤーは「ナリタ・ボーイ」の主人公となり、「クリエイターの記憶」を収集。そして邪悪な「HIM」の野望を阻止すべく、テクノソードで襲い来る敵をスタイリッシュに倒しながらサイバーな「デジタルキングダム」を冒険することとなる。

 同作の特徴は『Narita Boy』というタイトルをはじめとするレトロな80年代の美意識だ。「80年代における最先端なデジタル表現」を模したサイバーなアートワークや随所で現われるちょっと不思議な日本語、ゲーム内のレイドバックしたシンセポップは「Vaporwave」に似た郷愁と魅力的な歪さを味わえるだろう。

 今回発表された『Haneda Girl』は、そんな『Narita Boy』のスピンオフ作品。ゲームの詳細は不明だが、前作の設定が持つメタ的なギミック80年代風のビジュアル、シナリオ、音楽の魅力がどのように継承されるのか注目したい。

 本作の詳細は今週の後半に発表されるため、興味がある読者はStudio Kobaの公式Twitterをフォローして待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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