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『殺戮の天使』作者・真田まこと氏のホラーゲーム『霧雨が降る森』フルリメイク版が発売開始。コミカライズやノベライズでも語られなかった完全新作のストーリーを追加

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 株式会社バカーが運営するゲーム連載メディア「ゲームマガジン」は11月16日(水)、『霧雨が降る森』リメイク版をPC(Steam)向けに発売した。

 『霧雨が降る森』はテレビアニメ化もされたサイコホラーアドベンチャーゲーム『殺戮の天使』の作者でもある真田まこと氏が2013年に初めて公開した作品だ。2014年からコミカライズ、ノベライズ、ドラマCDなどさまざまなメディアミックス展開も行われてきた本作だが、このたび初版から約9年の時を経てリメイク版が発売された形となる。

ストーリー

両親を亡くして天涯孤独となった神崎シオリが、両親の部屋から見つけた一枚の写真――そこには、幼い頃の自分と両親、祖父らしき人物が写っており、「阿座河村」という見知らぬ地名も記されていた。

阿座河村へ向かったシオリは、足を踏み入れた資料館内で須賀孝太郎と出会う。そして、管理人である須賀から早く帰るよう強く促されてしまい……。

阿座河村内を探索していくうちに、どんどん明かされる“真実”。全てが明らかとなったとき、シオリが取った行動は――。

Steamストアページより引用)

 原作が『RPGツクール』のデフォルト素材を数多く用いて制作された内容であったのに対し、リメイク版ではすべてのドット絵を描き下ろして収録している。キャラクターの立ち絵イラストやキャラチップ、作中のセリフなども2022年に公開されるゲームとしてふさわしい内容へと作り直されているそうだ。

『霧雨が降る森』フルリメイク版が発売開始1
(画像はSteam『霧雨が降る森』販売ページより)

 新たなキャラクターたちも登場し、マンガや小説でさえ描かれることの無かった完全新作の追加ストーリーも収録。さらに旧作での前半と後半の間にあたる部分に、美しくリメイクされた「阿座河村」のマップを自由に歩き回れる「第二章」が追加されている。新規シナリオを楽しめるだけでなく、ひと癖ある村人たちと会話したり、釣りなどのミニゲームをプレイできる。

 新規のエンディング分岐も用意され、作中に登場する怪物「ことりおばけ」の真実が明かされたりと、フリーゲーム版では描かれなかった情報も語られる。すべてのエンディングを制覇したあかつきには「特別なシナリオ」も解放されるという。

『霧雨が降る森』フルリメイク版が発売開始2
(画像はSteam『霧雨が降る森』販売ページより)

 『霧雨が降る森』のフルリメイク版は現在PC(Steam)向けに発売中。価格は定価で1680円(税込)のところ、11月23日(水)までは20%オフ1344円で購入できるリリース記念セールを開催中だ。本作の詳細についてはSteamのストアページなども参照されたい。

ライター
1998年生まれ。静岡大学情報学部にてプログラマーの道を志すも、FPSゲーム「Overwatch」に熱中するあまり中途退学。少年期に「アーマード・コア」「ドラッグ オン ドラグーン」などから受けた刺激を忘れられず、プログラミング言語から日本語にシフト。自分の言葉で真実の愛を語るべく奮闘中。「おもしろき こともなき世を おもしろく」するコンピューターゲームの力を信じている。道端のスズメに恋をする乙女。

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