株式会社Shiftallは1月5日(水)に超高解像度・超軽量VRヘッドセット「MeganeX(メガーヌエックス)」と「MeganeX Business Edition」の2種類を発表した。
発売は2023年の3月から4月ごろを予定している。
本製品は約300gの重さながら5.2K/HDRの高解像度ディスプレイを備えており、超高解像度・超軽量を特徴とした鼻で支えるメガネ型のVRヘッドセットだ。発表によるとメタバース上のVRユーザーが今求めている“軽さ”を追求した本製品は、日常のほとんどをメタバース内で過ごすヘビーユーザーにも快適なプレイ環境を与えるという。
今回発表されたふたつのモデルはスペックの根本は同じであるものの、ビジネス向けの「MeganeX Business Edition」は複数人が共有して使用することを想定したモデル。本モデルには視度調整の機能が付いており、視力が異なる人たちで共用しても快適に使用できる。
ちなみに、対応プラットフォームはSteamVRを対象としており、PC向けVRをメインとした使用が目的とされている。
今回「MeganeX」を発表した株式会社Shiftallは過去に、安価に無線フルトラッキングを楽しめる「HaritoraX」や、自分の声を外部に聞こえにくくする防音マスク「mutalk」を販売し、メタバース空間でより快適に過ごすためのアイテムを販売していた。
ShiftallがVRヘッドセットを手がけるのは初の試みという事もあり、実際の使用感は気になるところではあるが「MeganeX」は現在、3月~4月ごろに税抜24万9900円で販売される予定。「MeganeX Business Edition」に関しても発売時期は同じとしているが、値段は検討中とのことだ。
メタバース空間のヘビーユーザーや開発者へ合わせた性能と価格になっているため、入手するにはハードルの高い代物ではあるが、もしもより快適なメタバースライフを送りたい人は本VRヘッドセットの購入を検討してみてはいかがだろうか。