ウォルト・ディズニー・カンパニーのCEOであるボブ・アイガーは2022年の決算説明会で『トイ・ストーリー5』、『アナと雪の女王3』、『ズートピア2』が正式に開発中であることを発表した。
ピクサーの代表作である『トイ・ストーリー』シリーズは、昨年にスピンオフ作品である『バズ・ライトイヤー』を公開。興行収入は振るわなかったが、それでもシリーズの人気は非常に高く、『トイ・ストーリー3』と『トイ・ストーリー4』はいずれも全世界で10億ドル以上の興行収入を記録している。
2013年に公開された『アナと雪の女王』は興行収入12億ドル超え、『アナと雪の女王2』は14億ドル超えを記録。ブロードウェイ・ミュージカル、短編映像、テレビスペシャル、書籍などさまざまなメディアでも展開し人気を獲得している。
『ズートピア』も興行収入は10億ドル超えとなっており、今回発表された続編はいずれも元々人気のある作品ばかりだ。
ディズニーは昨年新作アニメーション映画である『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』を公開。作品としては非常に優れたものであったが興行収入は振るわず、最近のディズニーオリジナル作品の不調がうかがえる。
また、Disney+加入者数が240万人減少、さらに7000人の従業員を解雇したと同決算説明会で発表された。
業界のトップを走り続けるディズニーも経営は苦しいのかもしれないが、再び良い作品が公開されることを期待して待ちたい。