2月17日(金)に発売したウルトラジャンプ特大3月号にて、『ジョジョの奇妙な冒険』第9部『ザ・ジョジョランズ』が連載を開始した。
第一話にて主人公の名前は「ジョディオ・ジョースター」であることが判明しており、この名前が2人の人物を想起させ、SNSを中心に話題を呼んでいる。
「ジョジョの奇妙な冒険」Part9 『The JOJOLands』、本日発売のウルトラジャンプ3月特大号より新連載開始です。https://t.co/4WoqJTerJa pic.twitter.com/9pmGmXDNvY
— ジョジョの奇妙な冒険 公式 (@araki_jojo) February 16, 2023
第9部『ザ・ジョジョランズ』は荒木飛呂彦氏が手掛け、1987年より 「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始した『ジョジョの奇妙な冒険』の最新エピソードだ。
物語の舞台はハワイで、主人公の15歳の少年「ジョディオ・ジョースター」は「大富豪になる」という野望を胸に秘めており、女性の格好をするのが好きな兄「ドラゴナ・ジョースター」とバッキバキに鍛え上げている盗み好きな高校生「パコ・ラブランテス」らと“スタンド能力”を駆使したギャング行為に勤しんでいた。
第1話では彼らの置かれた「奇妙な」状況や出自、“この世の仕組み(メカニズム)”というキーワードが登場したほか、第5部を彷彿とさせるクライムアクションのような作風が今後の展開に期待を高める。
そんな本作の主人公の名前「ジョディオ・ジョースター」は、これまでのシリーズ作のとおりに略すと“ジョジョ”になる形式を取っているが、『ジョジョの奇妙な冒険』において8部以外の主人公に因縁が付きまとい、しばしば脅威として立ちはだかるキャラクター「ディオ」の名もふくまれている。
ジョジョとディオとの対立と因縁は、特に第6部までは本作の骨子と言える要素だが、彼らふたりの名をひとりの人物が引き継ぐことに驚く読者も多いようだ。
一時は「ジョディオ・ジョースター」の名がTwitterのトレンド上位に食い込むほど話題を呼んでおり、SNS上ではディオやジョルノ・ジョバァーナとの類似点を紹介したり、今後の展開を予想するコメントで賑わっている。
なお「ジョジョ」と「ディオ」や主人公とラスボスの縁がひとりの人物に集約するケースは初めてではないが、「ジョディオ・ジョースター」という名が衝撃的であることに変わりはないはずだ。
ウルトラジャンプ特大3月号は電子版も販売されているため、未だ第9部『ザ・ジョジョランズ』の第1話を読んでいない方はぜひ実際に読んで頂きたい。