『宇宙戦艦ヤマト』、『銀河鉄道999』などの作品で知られる漫画家・松本零士氏が2月13日(月)に85歳で亡くなったことが零時社より明らかにされた。
僕、ミーくん(四代目・♂)。零時社でパパ(松本零士)、ママ(牧美也子)と一緒に暮らしているんだ。これからパパやママのお仕事の様子をつぶやいていくからよろしくニャ。 #松本零士 #零時社 #猫 pic.twitter.com/8Op7SPg4Br
— ミーくん@零時社/松本零士 (@leijisha) January 24, 2020
松本零士氏は投稿作品『蜜蜂の冒険』が「漫画少年」にて受賞掲載され、16歳で商業誌デビューを飾った漫画家。1957年「少女」掲載の『黒い花びら』で実質的な漫画家デビューを果たし、以後しばらくは少女漫画史を中心に執筆に携わった。
青年漫画史が誕生し始めたころ、「漫画ゴラク」にて『セクサロイド』を発表。それ以降は青年漫画誌における執筆が増え、少年・青年漫画のジャンルで長きにわたって活躍してきた。
1972年に『男おいどん』で第3回講談社出版文化賞児童漫画部門賞を受賞。その後も1975年に『宇宙戦艦ヤマト』で星雲賞、1978年に『銀河鉄道999』と『戦場漫画シリーズ』で第23回小学館漫画賞、1990年に『V2パンツァー』で星雲賞を受賞している。
このたびの発表によれば、松本零士氏は2月13日(月)に東京都内の病院にて逝去されたとのこと。告別式は近親者のみですでに執り行われており、供花や弔電については後日に開催する“お別れの会”にて受けるとしている。