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『Dの食卓』で知られるゲームクリエイター・飯野賢治氏の没後10年にあたり、小島監督や上田文人氏、浅野忠信氏ら著名人への取材で人物像をひもとくドキュメンタリーが2023年に公開決定

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 日本のクリエイターに焦点を当てるYoutube上のドキュメンタリーチャンネル「Archipel(アルシペル)」は、アドベンチャーゲーム『Dの食卓』などの代表作を持つゲームクリエイターである飯野賢治氏の没後10年にあたって、上田文人氏や小島秀夫氏ら飯田和敏氏、水口哲也氏著名人へ取材するドキュメンタリーを2023年に公開すると発表した。

『Dの食卓』飯野賢治氏の没後10年に関するドキュメンタリーが2023年に公開決定。小島監督や上田文人氏、浅野忠信氏ら著名人が出演_001
(画像はYouTube「Memories of Kenji Eno – Teaser」より)

 飯野氏は音声だけを頼りに進めていく映像なしのインタラクティブサウンドドラマゲーム『リアルサウンド ~風のリグレット~』や、敵の姿を視認できない状況下で探索を進めていくインタラクティブ・ムービー『エネミー・ゼロ』など、独自の作家性に基づく強烈な印象の作品を手がけたクリエイターだ。発表によると、今回のドキュメンタリーでは飯野氏によるユニークな思考の一端をつかみ取るべく、飯田和敏氏や水口哲也氏も含めたゲーム業界の著名人にインタビューを敢行しているという。

 また、本映像では生前に親交のあった俳優の浅野忠信さんや音楽ユニット「電気グルーヴ」のピエール瀧さん、そして夫人の飯野由香さんにも話を伺い、公私を問わずさまざまな角度から飯野氏の人物像を明らかにしていくようだ。

 なお、本ドキュメンタリーは国内ゲームメディアGame*SparkとArchipelとの共同企画で、Game*Spark側の発表によると映像の公開前には連載型のインタビュー記事も掲載されるという。

 作家性を深掘りしていく内容のため観る人を選ぶものとはなっているが、興味があればArchipelの公式Twitterアカウント(@SailToArchipel)をフォローして続報を待つとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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