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Epic Gamesストアで「誰でも」ゲームがリリース可能に。販売元が収益の88%を獲得でき、無償でストアページをローカライズして貰える。Unreal Engineを使用していれば、エンジンの使用料も免除

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 Epic Gamesは3月8日、誰でもEpic Gamesストアでゲームをリリースできる「セルフサービスパブリッシングツール」を正式にリリースした。

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(画像はEpic Games Store でセルフサービス パブリッシングが利用可能になりました! – Unreal Engineより)

 

 「セルフサービスパブリッシングツール」は、全てのゲーム開発者がEpic Gamesストア向けにゲームを配信できるサービスだ。従来はクローズドベータ版として限られた開発者や販売元に向けて提供されていたが、この度の正式リリースにより要件を満たせば誰でも使用することができる。

 要件は「マルチプレイゲームであればクロスプレイに対応していること」「製品にアプリ内課金がある場合はストアページに明確に表記すること」などのルールが存在する。Epic Games Storeでのリリースを検討している場合は、公開されている要件を欠かさず確認しておこう。

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(画像はEpic Games Store の要件 | Epic Online Services ドキュメンテーションより)

 Epic Games Storeでゲームを配信するメリットとしては、販売元が収益の88%を受け取れることや、IARCのレーティングを無償で取得できること、ストアページを費用無しでローカライズして貰えることが挙げられる。

 さらに、作品にUnreal Engineを使用している場合は、エンジンの使用料が免除される。ゲーム開発者にとっては嬉しい仕様となっていることだろう。

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(画像はEpic Games Storeにて、ゲームデベロッパーとパブリッシャー向けのセルフパブリッシングツールをリリース – Epic Games Storeより)

 「セルフサービスパブリッシングツール」の正式リリースを経て、ゲーム開発者の利益が増えたり、コミュニティが一層盛り上がることに期待してやまない。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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