Epic Gamesは3月8日、誰でもEpic Gamesストアでゲームをリリースできる「セルフサービスパブリッシングツール」を正式にリリースした。
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Epic Games Storeはすべての開発者とパブリッシャーにご利用いただけます。
— アンリアルエンジン (@UnrealEngineJP) March 9, 2023
Epic Games Storeでのセルフパブリッシングの詳細と、プロセス、要件、および開始方法をブログ記事にて確認してください。https://t.co/U1VwOKlN5o
「セルフサービスパブリッシングツール」は、全てのゲーム開発者がEpic Gamesストア向けにゲームを配信できるサービスだ。従来はクローズドベータ版として限られた開発者や販売元に向けて提供されていたが、この度の正式リリースにより要件を満たせば誰でも使用することができる。
要件は「マルチプレイゲームであればクロスプレイに対応していること」や「製品にアプリ内課金がある場合はストアページに明確に表記すること」などのルールが存在する。Epic Games Storeでのリリースを検討している場合は、公開されている要件を欠かさず確認しておこう。
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Epic Games Storeでゲームを配信するメリットとしては、販売元が収益の88%を受け取れることや、IARCのレーティングを無償で取得できること、ストアページを費用無しでローカライズして貰えることが挙げられる。
さらに、作品にUnreal Engineを使用している場合は、エンジンの使用料が免除される。ゲーム開発者にとっては嬉しい仕様となっていることだろう。
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「セルフサービスパブリッシングツール」の正式リリースを経て、ゲーム開発者の利益が増えたり、コミュニティが一層盛り上がることに期待してやまない。