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『エルデンリング』全プレイヤーの累計死亡数は90億以上、ボスの挑戦回数は約60億回であると判明。もっとも挑まれたボスは「マレニア」で3億2900万回

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 バンダイナムコエンターテインメントは3月20日、『エルデンリング』戦闘に関する公式データを公開した。

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(画像はSteam:ELDEN RINGより)

 『エルデンリング』の一周年を記念した今回の発表では、まず最も挑戦回数が多いボスのトップ5が明かされている。堂々たる第1位は強烈な強さが話題を読んだ本作の裏ボス「ミケラの刃、マレニア」で、3億2900万回プレイヤーが挑戦したという。第2位は本作の最初のボスとして立ちはだかる「忌み鬼、マルギット」で挑戦回数は2億8100万回。

 第3位はゲームが幕を開ける「リムグレイブ」にて本作の作風を知らしめる洗礼「ツリーガード」(リムグレイブの個体)が2億7700万回となっている。

 第4位は本作のラスボスである「黄金律、ラダゴン」で1億4800万回、第5位は広大なフィールドにてダイナミックな攻撃を繰り出しプレイヤーを圧倒した「星砕きのラダーン」で1億3900万回。そして、ボスへの累計挑戦数は59億回となっている。

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(画像はELDEN RING Battle Scars インフォグラフィック | 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより)

 またプレイヤーの死亡回数は累計90億回を超える。死因に関しては、第1位が敵やNPCからの攻撃で全体の69%、第2位が毒や出血といった状態異常で15%、そして第3位がふとしたタイミングであっけなくプレイヤーのソウルを奪う「落下死」で14%、そして第4位は他プレイヤーからの攻撃で2%だという。

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(画像はELDEN RING Battle Scars インフォグラフィック | 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより)

 なお、召喚に関しては88%のプレイヤーが協力プレイを行っており、12%のプレイヤーが侵入などを実行しているという。世の中には案外善人が多いことが読み取れるだろう。累計の召喚回数は10億を超えている。

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(画像はELDEN RING Battle Scars インフォグラフィック | 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより)

 くわえて、魔術と祈祷の使用率ランキングも公開された。

 魔術と祈祷の使用ランキング第1位は意外にもケイリッドにて入手できる「岩石弾」で、第2位は結晶弾を連射する「放たれる結晶」、第3位はゲーム序盤に獲得し使用できる「輝石のつぶて」となっている。

 第4位は輝剣の円陣の上位互換のような魔法「巨剣陣」で、第5位は竜の頭から腐敗属性のブレスを吐く祈祷「腐敗ブレス」となっている。

 使用回数であることから強力な呪文は含まれていないが、最序盤に入手できる基本的な魔法が上位に並ぶかと思えば、やや特殊な位置付けである「腐敗ブレス」が第5位にランクインするなどと意外な結果だ。

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(画像はELDEN RING Battle Scars インフォグラフィック | 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより)

 また、祈祷に関しては取得率のランキングも公開されている。第1位は王都ローデイルの祝福「女王の閨」にある遺体から入手できる「黄金樹の恵み」で、第2位は獣の司祭、グラングに死の根を2つ渡して入手できる「獣の石」、そして第3位は祈祷「黄金樹に誓って」がランクインしている。

 第4位はリムグレイブの病み村付近に位置するカルの洗礼教会にて獲得できる「狂い火」で、第5位は「獣の石」に続きグラングから入手できる「獣の生命」となる。

 使用率ランキングに続き華々しい最強祈祷が上位にランクインすることはない。プレイヤーが立ち寄ったり、入手に必要な条件を達成しやすい祈祷が場を占めている印象だ。

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(画像はELDEN RING Battle Scars インフォグラフィック | 株式会社バンダイナムコエンターテインメントより)

 凄まじくゲームプレイの自由度が高い本作の統計データを見ると、その結果はやはり単調ではない奥深さを感じさせる。同時に、本作が高難易度でありながらもプレイヤーを掴んで離さない作品であることが感じられるだろう。

 『エルデンリング』のダウンロードコンテンツに関する続報を期待してやまない。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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