東京芸術大学大学院に通う山根風馬氏は4月2日(日)、自身が制作しているゲーム『Whale Fall』のトレーラー映像を公開した。本作はPC(Steam、Epic)向けに2023年夏の発売を予定している。
『Whale Fall』のなかでプレイヤーは、海洋生物として広い海のなかを旅する。今回公開された映像では大きなクジラとなって潜水したり、逆に小さなメンダコとなって深海をただよったりといった様子が映し出されており、作中でプレイヤーが操作できる海洋生物は非常に幅広いようだ。制作者の山根氏によると、操作できるのは単一の生物だけに留まらず、大量の魚によって形成された魚群を動かすこともできるとのこと。
様々な海洋生物となって旅をするゲーム、
— 山根 風馬/FumaYamane『Whale Fall』 (@Fuma_Yamane) April 2, 2023
『Whale Fall』を個人制作しました。
本日、ついにトレーラーを公開します。
魚の大群も、巨大な鯨も、全てを操作するのはあなたです。
2023年夏にSteam・Epic Gamesにて発売予定。#WhaleFall #UE5 #geidai #インディーゲーム pic.twitter.com/NaYdwYIsXl
さらに、山根氏はゲーム制作において共同で音の制作に取り組んでいるメンバーについてTwitter上で言及。同様に東京芸術大学へ所属する北井里樹氏、横澤暁生氏とともに音楽を手がけているほか、同じく東京芸術大学の松村道知氏とともに音響を制作しているようだ。
https://t.co/Y5bEE4jZ7p
— 山根 風馬/FumaYamane『Whale Fall』 (@Fuma_Yamane) April 3, 2023
音の制作は、東京藝術大学 音楽学部 音楽環境創造科の3名との共同制作です。
音楽
北井 里樹 横澤 暁生
音響
松村 道知
それ以外の全てのモデリングやアニメーション、プログラミングは全て僕が制作しました。
また、山根氏は自身のYoutubeチャンネル上で本作の制作過程を公開しており、ヒレで海底を歩くように移動するアンコウの一種「アカグツ」や目元で共生するバクテリアを発光させる魚「ヒカリキンメダイ」のポリゴンを紹介する動画など、執筆時点で20本近い『Whale Fall』の関連動画を投稿している。本作に興味を持った方は、こちらも覗いてみてはいかがだろうか。
様々な海洋生物となって大海を旅するゲーム『Whale Fall』は2023年夏の発売を予定している。