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『ソニックアドベンチャー2』のミニゲーム「チャオガーデン」に影響を受けた育成シミュレーションゲーム『Poglings』のクラウドファンディングがスタート。早くも目標額を達成済み

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 アメリカでYouTuberとして活動する“Chadtronic”ことChad Bergström氏が率いるYojoyco Studiosは、セガのアクションゲーム『ソニックアドベンチャー2』におけるミニゲーム要素「チャオガーデン」からの影響を受けた育成シミュレーションゲーム『Poglings』のクラウドファンディングキャンペーンをKickstarterにて開始した。

 本キャンペーンは日本時間5月12日(金)の朝9時まで開催されるが、目標額の4万ドル(約532万円)はキャンペーンの開始から約50分ですでに達成済み。現時点では自撮り機能やゲストコンポーザーをはじめとするストレッチゴールへ挑戦している。

 PC(Steam)とNintendo Switch向けに開発中の『Poglings』は魔法の生き物「ポグリング」が暮らす熱帯の島々を舞台に、400種類を超えるポグリングのお世話やレース、島の探索などを楽しめる作品である。本作では『ソニックアドベンチャー2』の「チャオガーデン」から大きな影響を受けているほか、一部『どうぶつの森』『ゼルダの伝説』から影響を受けた部分もあり、島民との交流や虫取り・釣り、宝さがしの要素も登場する。

 作中では生まれたてのポグリングに食べ物や宝石を与えて成長を促していくのだが、与えたものによって見た目の特徴は大きく変化。育てたポグリングが出場できるレースではかけっこや泳ぎ、飛行、クライミングの4種目を用意しており、成長の過程しだいで得意・不得意な競技も変化していく。また、レース中には「応援」することで限られた回数だけ速度にブーストをかけられるようだ。

 また、大人になったポグリングはほかのポグリングとお見合いさせることで新たなタマゴが誕生する。赤いポグリングと青いポグリングをお見合いさせると紫色のポグリングが生まれるほか、色の組み合わせ以外でも特殊な個体が生まれることもあるため、新たな組み合わせを探す楽しみも本作ならではの魅力となっている。

 本作は約5年にわたって開発されており、クラウドファンディングプロジェクトの説明ページへ記載されている情報によると、スウェーデンのインディーゲームスタジオであるRight Nice Gamesも2022年から本作の開発に参加している。現時点では計10人のチームで開発を進めており、今回のプロジェクトにおける調達額次第ではスタッフの増員や日本語を含む他言語への対応、別プラットフォームでの発売を視野に入れているという。

『ソニックアドベンチャー2』の「チャオガーデン」から影響を受けた育成ゲーム『Poglings』のクラウドファンディングが開始_007

 『Poglings』の支援プランは最低1ドルから用意されており、22ドルのプランでデジタル版のゲーム本編を入手可能。上位のプランではアートブック・サウンドトラックや英語版の限定パッケージ、エンドクレジットへの名前の掲載などを特典として用意している。また、1500ドル以上のプランではゲーム内要素のデザイン権や開発チームとのオンライン通話など、より開発現場に近い場所で支援できる要素も存在するようだ。

 『Poglings』はPC(Steam)とNintendo Switchでリリース予定。作品の最新情報は公式Twitterアカウント(@Poglings)やDiscordサーバー上でも発信されているようなので、興味があればチェックしておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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