ソニー・インタラクティブエンタテインメントは5月18日(木)、PS5向けアクセシビリティコントローラーキットとして開発が進んでいた「Project Leonardo」について、正式名称が「Access コントローラー」に決まったと発表した。
PlayStation®5用アクセシビリティコントローラーキット「Project Leonardo」の正式名称が「Access™ コントローラー」に決定。新たな製品画像とUIを初公開しました!
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) May 18, 2023
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「Access コントローラー」はボタン配置などさまざまなカスタマイズが可能なコントローラーキットで、障がいを持つプレイヤーでもより簡単に、快適に、そして長時間ゲームをプレイできるよう設計されている。
キット内には交換可能なボタンやアナログスティックのキャップ等が同梱されており、プレイヤーは自身の身体的なニーズに合わせて、力の強さ、可動範囲など自由にレイアウトを設定できる。本デバイスは平らな場所において使うことを前提としているが、360度回転で調整できるAMPSマウントが備わっているほか、デバイスごと三脚に固定できるため、机の上や車いすのトレイ上でも安心してプレイ可能である。
また、本コントローラーは「Access コントローラー」単体で使用するだけではなく、複数のデバイスを合わせて単一の仮想コントローラーとしても使用できる。「DualSense」のコントローラーとペアリングすれば、アダプティブトリガーやモーションセンサー、タッチパッドスワイプなどの機能も追加可能だという。
さらに、公式Blogでは本製品の設定時におけるUIも公開された。設定ではコントローラーの向きを調整したり、ボタンの割り当てを変更するといった細かなカスタマイズ機能に加え、ゲームごとにコントローラーの設定をプリセットとして保存できる。また、設定ではボタンごとのマッピングも可能で、複数のボタンに同じ機能を割り当てられるほか、逆にふたつの機能をひとつのボタンにまとめることもできるようだ。
「Access コントローラー」のより詳細な情報は後日公開予定だ。