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“ゲームの中の世界”に引きずり込まれた青年と少女の脱出劇を描く『ドリームチャンネルゼロ』正式発表。フーミン氏と『メグとばけもの』オデンキャット氏がタッグ組む

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 「INDIE LIVE EXPO 2023」にて、ドット絵のビジュアルスタイルと軽妙でちょっと狂気な雰囲気が特徴の新作インディーゲーム『ドリームチャンネルゼロ』が正式発表された。あわせてティザー動画が公開されている。

 同作はキャラクターを操作して“ゲームの中の世界”を進んでいくアドベンチャージャンルの作品。ゲームの世界に引き込まれた青年「アキラ」と、その世界で出会うことになるフードを被った少女「ルミコ」が出会い、協力しながら現実世界への脱出を目指すことになるそうだ。詳細なストーリーやゲームシステムは明らかにされていないが、笑いと涙、そして恐怖の間で感情を揺り動かされるような作品になるという。

 動画内ではアキラとルミコのほか、サングラスを掛けたスキンヘッドの「ボスのOG」や、魚類に悪魔に月の顔など多種多様なキャラクターが登場。後半はポップで明るい曲調が一転し、狂気的な一面を匂わせるシーンクリップが次々と流れていく。ゲーム内ではステージごとにボス戦があり、凝った演出の熱いバトルが繰り広げられるという。

 オカルトアドベンチャーゲーム『ツェレ』の作者であるフーミン氏がメインで開発し、そのスマートフォン版のパブリッシングを務めたオデンキャット氏が協力していることが明らかにされた。オデンキャット氏は『メグとばけもの』や『クマのレストラン』などでも有名なゲームクリエイター。番組内では、そういった感動的な作品だけでなく、最愛の女性を殺したストーカーを描いた『償いの時計』や後味の悪いゲームならではの表現が特徴の『幸せの青い鳥』など、ダークな一面を強調した作品も氏が作ってきたと伝えられた。

 『ドリームチャンネルゼロ』はSteam(PC, Mac, Linux)で2024年冬にリリース予定。詳細な情報は記事下部のプレスリリース全文にてチェックしてみてほしい。

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以下、リリース全文。


狂気とシュールギャグの嵐に感動をひとつまみ。「メグとばけもの」のOdencat新作『Dream Channel Zero』発表。

Odencat株式会社は5月20日、ゲームの中から脱出するシュールかわいいアドベンチャーゲーム、「Dream Channel Zero」(ドリームチャンネルゼロ)を世界初公開しました。2024年冬にSteamにて発売予定です。

本ゲームについて

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Dream Channel Zeroはゲームの世界にひきこまれた青年アキラが、フードをかぶった少女のルミコと出会い、様々な困難を共に乗り越えながらゲームからの脱出を目指す物語です。めちゃくちゃ笑えて、怖くて、悲しい・・・、「Zelle – オカルトアドベンチャー」の作者Fumingが「メグとばけもの」「くまのレストラン」のOdencatとおくる、新感覚のアドベンチャーゲームです。

なんでもありのわくわくステージ!

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ステージはどこか懐かしいゲームのような構成で、マスを進めて、ステージごとに存在する「ボスキャラ」を倒すことが目的です。それぞれのマスででバトルやショップ、サブイベントなどさまざまなイベントが発生します。テレビのチャンネルを切り替えて違うステージにいけるのですが、ある程度プレイヤーの好きな順番でステージ攻略できます。

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「ぶっとばす」爽快バトル

この世界は死霊で満たされていて、プレイヤーの行く手を阻みます。出会い頭に、顔面に一撃打ち込めば、そいつをぶち殺・・・大人しくさせる事ができます。ひとつとして同じバトルはなく、次のバトルはどうなるんだろうと楽しみになる仕掛けが満載。ステージごとにボス戦があり、凝った演出の熱いバトルが繰り広げられます。

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シュールな世界観で描かれる明るくもどこか不穏なストーリー

本作は、ときには理解しづらく狂気に満ちたシュールな世界観をだれでも親しみやすく楽しめる作品になるように作られました。キャラクターやサブイベントをはじめ、多くの部分でコメディや不条理ギャグ、時には狂気が散りばめられていますが、本作のメインプロットは一本筋が通っており、感情を大きく動かすものなっています。

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イカれたモブキャラとシュールギャグ満載のサブイベント

メインキャラクターはもちろん、多数登場するモブキャラも主役級です。クセの強いキャラクターたちがイベントを繰り広げることになります。

・盗撮趣味があり自己正当化に必死なカードショップのサボテンおじさん
・魚が一匹しかいない水族館の魚人のお兄さん
・とおくから見てくるイキったレモン顔の男
・謝罪を強要してくる踊るヒトデたち
・爆発するトイプードル
・神殺しの英雄
・謎の月顔の男
・その他大勢…

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新たなゲームサウンドの発掘

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ゲームのサウンドは、Fuming氏がスカウトしたミネアポリスを拠点とする音楽プロデューサー兼DJの Xavier LeBlanc 氏によって構成されています。 ヒプノティックなメロディー、バリエーション豊かなコード進行、複雑なリズムが特徴で、ヒップホップ、ラテン ジャズ、IDM、ドラム & ベース、R&B など、複数のジャンルの音楽を融合させたサウンドが特徴的です。今作は2Dのドット絵のゲームですが、それならSFCを彷彿させるピコピコサウンドにしよう、という既定の考え方は捨て、新たなサウンドに挑戦したいと考えていました。そのため、今回ゲームサウンドとは離れたジャンルで活躍するXavier氏の起用は画期的なものとなりました。今作はチャンネルとタイトルにある通り、テレビのチャンネルを変えることで別のステージに移動できるシステムとなっています。ステージごとに世界観がガラッと変わりますので、バリエーション豊かなサウンドを作れるXavier氏の強みが引き出されています。

詳細

[ゲームタイトル] Dream Channel Zero (ドリームチャンネルゼロ)
[ジャンル] アドベンチャー
[パブリッシャー] Odencat株式会社
[デベロッパー] Fuming
[プラットフォーム] Steam (PC, Mac, Linux)
[発売日] 2024年冬
[価格] 未定
[対象年齢] 12歳以上
[公式HP] https://odencat.com/dreamchannelzero/
[対応予定言語]日本語、英語、韓国語、中国語、他
[Steam Store URL] https://store.steampowered.com/app/2382810/
[トレーラー] https://youtu.be/MpAQojjC6qc
[プレスキット] https://odencat.com/press/20230520_dreamchannelzero/presskit_ja.zip
[会社HP]: https://odencat.com
[パブリッシャーTwitter]: https://twitter.com/Odencat_JPN
[デベロッパーTwitter]: https://twitter.com/fumifumi0698
[問い合わせ] contact@odencat.com

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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