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『クラナド』『リトバス』など“泣きゲー”を手がけるKeyが同人活動・二次創作に関するガイドラインを改訂。ガイドライン上のルールに従う形でゲーム実況や“歌ってみた・演奏してみた”などの動画・配信を公開可能

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 恋愛アドベンチャーゲームブランド「Key」を展開するビジュアルアーツは5月30日(火)、同ブランドの作品に関する同人誌や動画・ライブ配信、イベントにおける楽曲使用などの同人活動・二次創作に関するガイドラインの改訂版を公開した。作品のファンおよび各分野のクリエイターはガイドライン上のルールに従う形でゲーム実況や“歌ってみた・演奏してみた”などの動画・配信を自由に公開できる

 ビジュアルアーツが展開する「Key」ブランドは『Kanon』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Rewrite』など、笑いと感動の要素を盛り込んだいわゆる“泣きゲー”の代名詞として評されており、世代を超えて数多くのファンを今なお生み出し続けている。今回の改定は比較的新たなブランド作品である『Summer Pockets REFLECTION BLUE』『終のステラ』に関して同人活動・二次創作と素材引用に関する数多くの問い合わせがきっかけになっているという。

 実際にガイドラインを確認すると、スーパーチャットなどの機能利用や範囲に制限を設けたうえでプレイ動画の配信・投稿を許可しているほか、音楽・効果音やイラスト、シナリオ・文章などあらゆるケースにおける利用の可否が具体例とともに紹介されている。また、ガイドラインのなかには個人利用での“痛車・痛バイク”やDJイベントなどでの利用を申請に応じて認める場合も示されており、幅広い分野のファン活動を後押しするものとなっている。

『クラナド』『リトバス』など“泣きゲー”を手がけるKeyが同人活動・二次創作ガイドラインを改訂_001
(画像はKey 公式サイトより)

 なお、法人での利用やWFSから配信されている『ヘブンバーンズレッド』の素材、各タイトルの版元が管理するアニメ版権素材の利用については今回のガイドラインの適用外となる。加えて、ガイドラインは予告無しに変更される可能性を含むため、同人活動・二次創作や素材引用を検討している人は必ず都度ガイドラインを確認するよう注意されたい。

『クラナド』『リトバス』など“泣きゲー”を手がけるKeyが同人活動・二次創作ガイドラインを改訂_002
(画像はTwitter「Key開発室(@key_official)」より)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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