恋愛アドベンチャーゲームブランド「Key」を展開するビジュアルアーツは5月30日(火)、同ブランドの作品に関する同人誌や動画・ライブ配信、イベントにおける楽曲使用などの同人活動・二次創作に関するガイドラインの改訂版を公開した。作品のファンおよび各分野のクリエイターはガイドライン上のルールに従う形でゲーム実況や“歌ってみた・演奏してみた”などの動画・配信を自由に公開できる。
【お知らせ】
— Key開発室 (@key_official) May 30, 2023
Keyの作品をHPで紹介したい、同人誌を作りたい、動画を作成したいといった、同人活動・二次創作および素材引用についてのお問い合わせを多く頂くようになりましたので、ガイドラインを改定の上公開させて頂きました。
▼詳細は下記URLをご確認ください。
https://t.co/zkVwUlNqtQ pic.twitter.com/KutI5qWBzX
ビジュアルアーツが展開する「Key」ブランドは『Kanon』や『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』、『Rewrite』など、笑いと感動の要素を盛り込んだいわゆる“泣きゲー”の代名詞として評されており、世代を超えて数多くのファンを今なお生み出し続けている。今回の改定は比較的新たなブランド作品である『Summer Pockets REFLECTION BLUE』や『終のステラ』に関して同人活動・二次創作と素材引用に関する数多くの問い合わせがきっかけになっているという。
実際にガイドラインを確認すると、スーパーチャットなどの機能利用や範囲に制限を設けたうえでプレイ動画の配信・投稿を許可しているほか、音楽・効果音やイラスト、シナリオ・文章などあらゆるケースにおける利用の可否が具体例とともに紹介されている。また、ガイドラインのなかには個人利用での“痛車・痛バイク”やDJイベントなどでの利用を申請に応じて認める場合も示されており、幅広い分野のファン活動を後押しするものとなっている。
なお、法人での利用やWFSから配信されている『ヘブンバーンズレッド』の素材、各タイトルの版元が管理するアニメ版権素材の利用については今回のガイドラインの適用外となる。加えて、ガイドラインは予告無しに変更される可能性を含むため、同人活動・二次創作や素材引用を検討している人は必ず都度ガイドラインを確認するよう注意されたい。