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NVIDIAの新型GPU「RTX 5000」「RTX4500」「RTX4000」が発表。次世代の生成AI技術に対応し、デスクトップにも搭載可能

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 NVIDIAは8月8日、CG技術に関する学会「SIGGRAPH 2023」にて、ワークステーション向けの新型GPU「RTX 5000」「RTX4500」「RTX4000」を発表した。

 「RTX 5000」の価格は4000ドルで8月8日より発売を開始。「RTX4500」の価格は2250ドル「RTX4000」は1250ドルでそれぞれ2023年秋に発売される予定だ。

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(画像はNVIDIA, Global Workstation Manufacturers to Launch Powerful Systems for Generative AI and LLM Development, Content Creation, Data Science | NVIDIA Newsroomより)

 この度発表された「RTX 5000」「RTX4500」「RTX4000」は、2023年の1月に発表された「RTX 6000」と同じく、次世代のAIおよびグラフィックスに対応したAda Lovelaceアーキテクチャを搭載した新型GPUだ。

 いずれも大容量のGPUメモリが搭載され、RTX 4000は20GBのGDDR6メモリー、RTX 4500は24GBのGDDR6メモリー、RTX 5000は32GBのGDDR6メモリーを搭載。本体にアクティブクーラーを搭載しているため、デスクトップPC等への搭載にも対応する。

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(画像はRTX 5000 Ada Generation Graphics Card | NVIDIAより)
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(画像はRTX 4500 Ada 世代グラフィックス カード | エヌビディアより)
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(画像はRTX 4000 Ada Generation Graphics Card | NVIDIAより)

 NVIDIA CUDA コアに関しては前世代と比較して最大2倍の単精度浮動小数点のスループットを実現し、第3世代 RT コアにおいてはシェーディングまたはノイズ除去機能を備えたレイトレーシングを同時に実行する機能を獲得し、前世代と比較して最大2倍のスループットを備える。

 また、第4世代TensorコアにおいてはFP8データフォーマットのサポートを拡張し、前世代よりも最大2倍高速なAIトレーニング性能を実現。また、ARやVRおよびXRコンテンツに必要となる高性能なグラフィックスを実現するという。

 上記のほか、「RTX 5000」「RTX4500」「RTX4000」の詳細なスペックも公開されているため、興味がある読者は公式の発表ページも参照されたい。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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