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視点を切り替えて劇的に見え方が変化する異色のサバイバルホラーゲーム『Holstin』の新たな体験版が配信開始。

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 ポーランドのゲーム開発スタジオであるSonkaは8月31日、俯瞰視点とビハインドビューが切り替わるサバイバルホラーゲーム『Holstin』の第2弾となる体験版を配信開始した。

 本作の対応プラットフォームはPC(Steam)、Nintendo Switch、PSおよびXboxのコンソール機で発売時期は明かされていない。デモ版は日本語に対応していないが、製品版は日本語に対応予定だ。

 『Holstin』は90年代のポーランドの街を舞台とするサバイバルホラーゲームだ。プレイヤーは音信不通となった友人を追う主人公となり、スライムのようなものが氾濫し、不可解な現象が多発するジェジョルネ・コロニアの街で生存と友人の救出を目指し、真実を追い求めることとなる。

 本作の最大の特徴は、前述のとおり俯瞰視点とビハインドビュー形式のTPS視点がスムーズに切り替わるシステムだ。これにより探索と臨場感のある戦闘をシームレスに切り替えながら遊べる仕様となっている。

 本技術はSonkaの自社テクノロジーである2XD Renderにより実現しており、視点変更のほかピクセルアートと3DCGを同時に駆使した立体的な光の表現と回り込むようなカメラ位置の切り替えが可能となっている。なお、本作の発表時には3人称視点と俯瞰視点の切り替え機能は明かされておらず、2XD Renderが作品に更なる魅力を与えていることが伺えるだろう。

 ゲームプレイは限られた物資や武器といったリソースを管理しながら戦い生き延びるサバイバルホラーと、パズル要素で構成されている。行く手を阻む試練やパズルを解く際には「よそ者を嫌い、妄想に耽る」村の住民からヒントを貰う必要があり、彼らの妄言に神経を逆なでられつつ調査を進めることとなる。「招かれざる者」として超現実的な世界を生き延びるハードボイルドな体験にも期待できそうだ。

 興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、体験版をプレイしてみてはいかがだろうか。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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