コナミは9月5日(火)、同社が運営する公式X(旧称Twitter)アカウントの発言として、恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』(以下、『ときメモ』と表記)に登場するキャラクター「美樹原愛」が誕生日を迎えたことを祝い、『ときメモ』のキャラクターデザインをつとめたこくら雅史氏描き下ろしの特別イラストを掲載した。
9月5日は、美樹原愛さんのお誕生日です。
— ときめきメモリアル 30周年 公式 (@tokimeki573) September 4, 2023
HAPPY BIRTHDAY!
このアカウントでは #ときメモ30周年 に向けて、お誕生日もお祝いしていきます。
イラストは、こくら雅史 @MiyaPale さん描きおろしです! pic.twitter.com/xSNEu632MP
『ときメモ』はコナミが開発し、1994年にPCエンジンへ向けて発売された作品である。作中でプレイヤーはきらめき高校に通う男子学生を操作し、自らの幼馴染であり高校のアイドル的存在「藤崎詩織」の恋人となるべく学業やスポーツなどを通じてステータスを成長させていく。
今回の発表にある美樹原愛は、作中においては藤崎詩織の中学時代からの親友として登場。前髪を眉のラインで揃えた隙の無い髪型と強い光沢から、一部のファンからは「ヘルメット」の愛称で親しまれていた。
今回の発表ではこくら氏のメッセージも寄せられており、美樹原愛について「原案ではかわいくできた」ものの、当時ドット絵ではそのかわいさを表現しきれず、「個性的な前髪」になったと語っている。
また、こくら氏の公式X(Twitter)アカウントの発言として、『ときメモ』の発案者である立石流牙氏から受け取った顔に関する影の指示についても触れている。その発言によると、美樹原愛の髪の毛に入れられたハイライトは「特別指示」の特殊なものとのことで、このハイライトも美樹原の髪の毛が固く見えた要因のひとつなのではないかと分析されていた。
立石さんが指示してくれた顔に関する影指定書を今も使用しているのですけども(30年物)、美樹原さんだけ、髪のハイライトが特別指示で違うんですよね。
— こくら雅史(小倉雅史) (@MiyaPale) September 4, 2023
それも固く見える要因の一つかもしれませんね。
「放課後」ではなるべく柔らかく見えるように心がけました。今回も若干和らげてるつもりです(笑) https://t.co/1fTeKpTqMU
今回の発表は、2024年5月に『ときメモ』発売30周年を迎えることを踏まえ、『ときメモ』キャラクターたちの誕生日を祝う企画の一環としておこなわれた。四半世紀の時を超え、今もなお愛される不朽の名作ゲーム『ときメモ』の30周年に興味のある方は、公式X(Twitter)アカウントをチェックしてみてはいかがだろうか。