東京・板橋区立教育科学館は、カルト的人気を誇るRPG『星をみるひと』の楽曲メドレーを含むゲーム音楽コンサートを10月28日(土)14時から開催すると発表した。館内プラネタリウムでの実施となり、定員は小学生から大人まで計190名。ネット上や電話からひとりにつき2000円の料金で参加予約を受け付けている。
なお、未就学児は入場不可。小学生については保護者の同伴が必要となる。
プラネタリウムコンサートの受付を開始しました。今回のコンサートはゲーム音楽!普段は骨やウニを語るクワちゃんの隠れた趣味、レトロゲームの楽曲を新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団の弦楽五重奏でお届けします。クワちゃんの一推しゲーム「星をみるひと」のメドレーも!https://t.co/bx6lgLX8gA pic.twitter.com/dj3plyjWEm
— 板橋区立教育科学館 (@itbs_sem) September 16, 2023
1987年に発売された『星をみるひと』は、コンピューターによって管理された未来の巨大都市を舞台に、超能力を持った記憶喪失の少年「みなみ」らによる抵抗の物語が展開される作品。ただし、本作を知る人の間ではアンバランスな調整による“クリアすることすら難しい”理不尽なゲームプレイの難しさが目立っており、音楽の美しさや独自の要素を盛り込んだゲームシステムについて着目されることはあまり多くない。
しかし、2020年にはシティコネクションからNintendo Switch向けの復刻版が登場。遅かった移動速度を2倍に増やす「さいこうぉーく」などの追加オプションが盛り込まれ、ゲームプレイの難しさはある程度改善されている。
板橋区立教育科学館では例年「生演奏を星空と共に」をテーマとしたコンサートを開催しており、今回のコンサートでは新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団の弦楽五重奏で『MOTHER』の楽曲を演奏。また、発表によると、今回のコンサートでは骨やウニに関する知識を専門とする研究員「クワちゃん」のおすすめ作品として『星をみるひと』の楽曲メドレーも披露するという。
コンサートでは実際に“星”にまつわるゲーム音楽をプラネタリウムの星々とともに鑑賞する情緒豊かな体験を楽しめるようなので、首都圏にお住まいの方で興味があればチェックしておくとよいだろう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
板橋区立教育科学館
「プラネタリウムコンサート 2023 Oct.」 のご案内
ゲーム音楽ライブー星をみるひとー
【新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団】
~今年度第二弾。館内プラネタリウムでコンサートを開催します~
板橋区立教育科学館(東京都板橋区)では、「生演奏を星空と共に」をテーマに今年度も館内プラネタリウムにてコンサートを開催しています。
第二弾の今回は、10月28日(土)新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団による「ゲーム音楽ライブー星をみるひとー」を開催!普段は骨やウニを語る当館研究員のクワちゃんの隠れた趣味、レトロゲームの楽曲を新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団の弦楽五重奏でお届けします。クワちゃんの一推しゲーム「星をみるひと」のメドレーも!
夜空の中に響くゲーム音楽、プラネタリウムでしか味わえない体験をお楽しみください。
ホームページまたはお電話にてご予約いただけます。小学生は保護者同伴、未就学児入場不可。
【Web ページ】 https://www.itbs-sem.jp/planetarium/event/detail?id=5447
■「プラネタリウムコンサート『ゲーム音楽ライブー星をみるひとー』」2023. Oct. 公演概要
【日時】 2023 年 10 月 28 日(土)14:00~15:30(予定)
【会場】板橋区立教育科学館 1F プラネタリウム
【出演】新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団
【内容】小学生~大人向け
【料金】 2,000 円
【定員】 190 名
■「ゲーム音楽ライブ」演奏予定曲
MOTHER/星をみるひとメドレー
■アーティスト情報
<新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団>
オフィシャルサイト
https://njbp.org/