9月22日、Pichon GamesよりSteamストアにて配信された『The Bunny Graveyard』は、恐ろしい真実を背景にもつ「うさぎ」を主題とした、複数のエピソードに分けられたホラーアドベンチャーゲームだ。
ストアページの紹介によると、本作は「ゲームボーイアドバンス」や「ニンテンドーDS」のグラフィックに影響を受けてピクセルアート世界を表現し、プレイヤーを引き込む魅力的なストーリーが展開されるという。
Steamレビューでは、9月23日時点で70人中の97%から「非常に好評」のステータスを獲得している。
デモ版では、複数のミニゲームをクリアすることで物語が進行する。
プレイヤーは「指型のカーソル」を操作し、謎のうさぎから逃れるために奔走し、脱出をはかる。
デモ版を開始すると、プレイヤーは90年代の古いデスクトップパソコンを彷彿とさせる画面を前にしている。
パソコンには謎のツタが絡み、照明もまともに機能していないようで、かなり古い建物内でパソコンを起動しているようだ。この時点で、既に不気味な雰囲気が漂っている。
画面を操作しているとメッセージが浮かび上がり、「お前は“彼女”を探しに来たのだろう。ついてこい」と、こちらに問いかけてくる。
ゲーム画面が映り、「黒いうさぎ」を追いかけるミニゲームが始まる。
最奥には赤い扉が佇んでおり、触れると、再び画面に「この扉を開けるとうさぎが待っている」とメッセージが流れた。
ここで、廃れたパソコン画面ではなくフルスクリーンでゲーム起動画面が映し出される。
しかし、表示されているゲームタイトルは「THE BUNNY GARDEN(うさぎのお庭)」であり、本作のタイトルではない。
ゲーム画面は、紹介文どおりゲームボーイアドバンス風の美しいドット絵になり、操作するのは少し立体的になった「指型のカーソル」である。
歩みを進めると「スカイ」と名乗るうさぎに出会い、一方的に「パートナー」と呼ばれ、半ば強制的に庭師の手伝いをさせられる。
この「お手伝い」はタイミングよくボタンを押すことで穴掘りや水やりができるミニゲーム形式となっており、以降、「じゃんけん」や「かくれんぼ」に「ダンクシュート」など、体験版でもさまざまなミニゲームが体験できる。
今作はこのように、ミニゲームをクリアすることでストーリーが進行する。
プレイヤーは、強制労働をさせられている「指型のカーソル」たちと共に脱出することはできるのか。
「スカイ」の真の目的とは。「うさぎ」とは何者なのか。真相を知りたい方は、ぜひ本編を購入してみてほしい。
『The Bunny Graveyard』は、9月22日よりSteamストアで「チャプター1」が配信中。価格は800円。
後日、DLCとして追加のチャプターが4つ発売される予定だ。
Epic Gamesストアでは、ゲームの序盤をプレイできる体験版がダウンロード可能。
現在、対応言語は英語のみとなっている。