任天堂は1月6日、『ファイアーエムブレム エンゲージ』のTVCMと紹介映像をYouTubeにて公開した。
本作はNintendo Switch向けタイトルで1月20日に発売される予定。価格はいずれも税込でパッケージ版が7678円、ダウンロード版が7600円となる。
『ファイアーエムブレム エンゲージ』は、任天堂が1990年に第一作を発売したシミュレーションゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの最新作だ。本作はかつて封印された邪竜の復活と、その力に対抗する12の指輪を求めて旅立つ物語が描かれるほか、指輪の持つ力によって歴代作品のキャラクターもゲストとして登場する。
この度公開された『ファイアーエムブレム エンゲージ』の紹介映像は、本作のゲームプレイやシナリオの大まかな概要を紹介するものとなっている。
ゲームプレイは従来のシリーズを踏襲し、ターンごとにグリッド上のフィールドでキャラクターを動かし、指定した敵ユニットと戦闘。出撃ごとの条件をクリアし物語を進めていくストラテジーゲームのフォーマットを採用している。
各キャラクターには兵種が設けられており、それぞれステータスや移動距離といった性能が異なる。そのためチームの構成や性能ごとのフォーメーションも勝利への鍵を握る要素だ。
本作で仲間にできるキャラクターは30人以上用意され、アイテムを使用して兵種を変更可能であるほか、上位職に変化して性能を強化するシステム「クラスチェンジ」も用意される。兵種は50種以上ラインナップされており、幅広いチーム構成を編み出せそうだ。
戦闘において注目したい今作の新要素が「紋章師」だ。紋章師が宿る指輪をキャラクターに装備することでキャラクターの能力が上昇。さらに、戦闘中に「エンゲージ」することで見た目も変化し、特別な「エンゲージ武器」や「エンゲージスキル」「エンゲージ技」を使用できる。いずれも強力なため、戦局を一気に打開することも可能だ。
トレーラ―では機動力の高いシグルドや魔法攻撃力が高いセリカ、地形を操るカムイ、仲間の能力を高めるベレトと4人の紋章師が紹介されており、このほかの紋章師はゲーム本編や公式サイト、シリーズ公式Twitterアカウントにて確認できるだろう。すべてのキャラクターが指輪を装備できるため、いずれのキャラクターも強敵に立ち向かうことができるという。
また、各戦闘の間には次の戦に備えるアクティビティが用意される。会食をはじめとするコミュニケーションやリズムゲームのような「筋肉体操」、釣り、占いなどが用意され、さまざまなアプローチでキャラクターを強化し、本作の世界を楽しめるだろう。
上記のほか、本作はamiboにも対応する。すべてのamiboからは冒険に役立つアイテムが獲得できるほか、『ファイアーエムブレム』にちなんだamiboをかざすことでキャラクターごとの楽曲や衣装も入手出来るという。
発売までの期間は残りわずかとなっているため、興味がある読者は早めに本作を予約してみてはいかがだろうか。