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『シロナガス島への帰還』の続編『遥かなる円形世界』最新体験版が配信開始。白髪赤目で記憶喪失の人物「リラ」と「謎の装置」を切っ掛けに事件に巻き込まれた「池田戦」と腐乱死体を発見した「出雲崎ねね子」。ふたつの奇妙な事件が次第に交錯し、新たな物語が幕を開ける

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個人ゲーム開発者である鬼虫兵庫氏は11月7日、『シロナガス島への帰還』の続編作『遥かなる円形世界』の新たな体験版を配信開始した。

体験版は鬼虫兵庫氏が自身のX(旧Twitter)上で投稿しているGoogle Driveのリンクからダウンロード可能だ。

『シロナガス島への帰還』はポイント&クリック型のミステリーアドベンチャーゲームだ。2022年の10月時点で販売本数は10万本を突破しており、記事執筆時点でSteamでは2544件のレビュー中95%が好評とする「非常に好評」を獲得している。

『シロナガス島への帰還』における物語は絶海の孤島「シロナガス島」を舞台に主人公の探偵「池田戦」と、完全記憶能力を持つ天才でコミュニケーションが苦手な女の子「出雲崎ねね子」が奇怪な殺人事件が巻き起こる島の謎を解明する様を描いた。

いっぽう、体験版における『遥かなる円形世界』は『シロナガス島への帰還』エンディング後の世界を描く新作のミステリーアドベンチャーゲームだ。

新たな物語は主人公である「池田戦」がニューヨークにて白髪で赤い目、尖った歯に記憶を喪失した十代「リラ」と出会い、「未来から情報を送受信できる」とされる謎のPCを依頼により預かったことで事件に巻き込まれ開幕する。

時を同じくして日常に戻ったはずの「出雲崎ねね子」は謎の腐乱死体を発見。一見関係ない「池田戦」らと「出雲崎ねね子」の物語が奇妙に交錯するシナリオが描かれていく。

体験版の時点で「リラ」や池田戦の助手でありサバイバル能力に長けた「鯉」、そして池田戦と交流のあるニューヨークの警官「ティオ」といった新キャラクターが登場。また、前作にてメインキャラクターとして登場した人物も体験版時点で物語に深く関わるかたちとなっている。

そのため、『シロナガス島への帰還』をプレイしてから『遥かなる円形世界』の体験版をプレイすることで存分に新作を楽しめそうだ。

なお、鬼虫兵庫氏は本体験版を「突貫工事で作った」と投稿しており、公開後もデータの修正などを施した新バージョンに更新している。最新バージョンにおいて不具合が見つかった際には鬼虫兵庫氏にフィードバックを送ろう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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