いま読まれている記事

根強い人気をもつ「ひなビタ♪」でまさかの新作短編VRアニメが制作決定。「凛として咲く花の如く」や「ちくわパフェだよ☆CKP」など音ゲーマー御用達の音楽キャラコンテンツ

article-thumbnail-231109i

VR(仮想現実)アニメーション制作のプラットフォーム「Hatch-Pot VR(ハッチポットVR)」を運営するディーアーツは11月9日(木)、KONAMIのキャラクターバンドコンテンツ「ひなビタ♪」における新作短編VRアニメの制作開始を発表した。

「Hatch-Pot VR」は、いわゆる脚本のようにキャラクターのセリフや動き・感情などを指定していくだけで、360度の空間を動き回ってキャラクターと交流できるVRアニメを専門知識なしで簡単に作成できるサービスだ。制作した作品は同プラットフォーム上で楽しめるほか、スマートフォンやホログラムを含むマルチデバイスでの再生にも対応しているという。

運営元であるディーアーツは、KONAMI主催によるスタートアップ企業の支援プログラム「KONAMI ACCELERATOR 2023」に参加し、150件以上の応募からうち6社の採択企業に選ばれた経緯がある。

実際にディーアーツは2023年4月から5ヶ月間にわたり、KONAMIからのアセット提供の一環としてモーションキャプチャールームを利用。先述した「ひなビタ♪」短編VRアニメの制作をはじめ、キャラクターモーションの向上やプラットフォームの使いやすさを向上させる評価テスト、KONAMIのスタッフからのノウハウ提供を受けてのユーザーインターフェース改善に取り組んでいたという。

現時点で「ひなビタ♪」短編VRアニメの公開時期は明かされていないものの、ディーアーツは日本各地における“聖地巡礼”の事業と連携した観光案内サービスの展開も予定しているようだ。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


VRアニメのプラットフォームを提供するディーアーツが、「KONAMI×ハッチポットVR」で新作VRアニメの制作を今年秋より開始

~自社IP商材の活用に向けたコンサル提供を3社限定で実施~

ノーコードでVRアニメを制作できる、VRアニメのプラットフォーム「Hatch-Pot VR(ハッチポットVR)」を運営する株式会社D’Arts(東京都中央区、代表取締役:高野永華、以下 D’Arts)は、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(東京都中央区、代表取締役:早川英樹、以下 KONAMI)のキャラクターバンドコンテンツである「ひなビタ♪」の新作短編VRアニメの制作を開始しました。

背景

D’Artsは、KONAMIが実施するアクセラレータープログラム「KONAMI ACCELERATOR 2023」において、「Road to a New Experience.」のテーマのもと150件以上の応募の中から6社の採択企業に選ばれました。

URL: https://01booster.com/program/konami/

2023年4月から5か月間の間、KONAMIからのアセット提供の一環として、モーションキャプチャルームを活用したキャラクターモーションの向上をはじめ、プラットフォームの使い勝手を良くするための評価テストの実施、UI/UXチームからのノウハウ提供を受けてのUI改善等に取り組みました。また、本プログラムの中で生まれた新たな価値の共創プログラムとして、KONAMIが持つキャラクターバンドコンテンツである「ひなビタ♪」の新作短編VRアニメの制作を今年秋より新たに開始しました。

VRアニメとは

VRアニメとは、“キャラクターがストーリーに沿って、360度の空間を動き回るマルチシナリオの作品”を指しており、その形式の作品をノーコードで制作して配信できるのが「Hatch-Pot VR」です。

紹介映像: https://youtu.be/7TkEGAfvWT0

いわゆる脚本のようにキャラクターのセリフや動き、感情などを指定しながら演出をつけていくことで、専門知識が無くてもVRアニメを制作することが可能です。
制作した作品は本プラットフォーム上で楽しめるほか、スマートフォン環境やホログラムを含むマルチデバイスでの再生にも対応しています。

日本の強みと成長率が高いVR市場へ注力

現在のVR市場においてアクションゲームなどのコア向けの作品が多い中で、日本の強みであるアニメ好き、漫画好きなユーザーに向けたストーリーものがまだまだ少なく、その一方でVRは成長率が高い市場であることから、現時点からVRアニメのノウハウを蓄積するため取り組んでいます。

==

<引用>
デジタルコンテンツ協会によると、22年に日本国内のコンテンツ産業の市場規模は前年比4.5%増の13兆2698億円と過去最高を更新している。一方で21年(7.7%増)から伸び率は鈍化している

参考:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1214P0S3A011C2000000/
==

D’Artsでは3Dモデル制作、英語翻訳といったグローバル配信に必要な工程をワンストップで進めることができるほか、一つのIPからたくさんのクリエイターが参加する二次創作の土壌、いわゆるUGC(User Generated Contents=ユーザー生成コンテンツ)のためのエコシステムも運用しています。

聖地巡礼サービスを予定

今後の展開として、日本全国の地域で展開される聖地巡礼事業との連携により、同プラットフォームを活用したソリューションを提供していきます。また遠方にいるファンに向けた体験の機会や、現地に訪れたファンにホログラムを使ったキャラクターによる観光案内などを行うサービスを予定しています。
その一環として今回の「ひなビタ♪」を題材としたVRアニメの制作を開始いたしました。
※キャラクターの3Dモデルはコナミデジタルエンタテインメント制作

根強い人気をもつ「ひなビタ♪」でまさかの新作短編VRアニメが制作決定_008

根強い人気をもつ「ひなビタ♪」でまさかの新作短編VRアニメが制作決定_009

「ひなビタ♪」とは

架空の都市である倉野川市を舞台に、音楽の力でまちに活気を取り戻そうと活動する5人の女の子たちによるガールズバンド「日向美(ひなたび)ビタ―スイーツ♪」が登場するストーリーが展開する、キャラクターバンドコンテンツ。鳥取県倉吉市と歴史的背景や景観など共通点が多いことから、2016年に姉妹都市提携を結び、以降は現地での催しをはじめ、さまざまな取り組みを行っている。

URL: https://www.konami.com/games/hinabita/

ノーコードツールの商用利用、VRアニメ制作キャンペーン

同社は、AIを利用したノーコードツールのニーズの高まりを受け、自社IPの活用や、XR業界への参入をご検討中の企業様へのコンサルテーションサービスの提供を3社限定で開始しました。ご希望の方は、以下URLよりお問い合わせください。
お問い合わせ先: https://www.ddarts.co.jp/contact

【会社概要】

■株式会社D’Arts
商号: 株式会社D’Arts
代表者: 代表取締役 高野永華
所在地: 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町1−2 日本橋茅場町 2F THE SHORE
設立: 2006年8月
事業内容: VRアニメ、VRアニメ制作ツール、UGCプラットフォームの開発、運営
資本金: 4,100万円
URL: https://www.ddarts.co.jp/

■株式会社コナミデジタルエンタテインメント
商号: 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
代表者: 代表取締役 社長 早川英樹
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目11番1号
設立: 2006年3月
事業内容: モバイルゲーム、家庭用ゲーム、カードゲーム、音楽・映像ソフト、グッズ等の企画、制作、製造及び販売
URL: https://www.konami.com/games/corporate/ja/


ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年4月29日10時~2024年4月29日11時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ