いま読まれている記事

『サルゲッチュ』サウンドトラックから6曲を収録したEP『Apes In The Net』がレコードで発売決定。国際的な評価を得る寺田創一氏によるユニークな傑作ジャングル/ドラムンベースのゲーム音楽

article-thumbnail-231122r

アレンジャー、コンポーザーとして知られる寺田創一氏は11月22日、同氏が手掛けた『サルゲッチュ』のサウンドトラックから6曲の長尺版を収録したEP『Apes In The Net』を2024年2月にリリースすると発表した。

本作は配信サービスとアナログレコードで販売され、レコードに関してはRush Hourbleepなどで予約販売を開始している。

寺田創一氏は、『サルゲッチュ』シリーズや日本語版『ファンタビジョン』などを手掛けた電子音楽家だ。いっぽうで、同氏は1989年より自身のレーベルFar East Recordingを立ち上げて活動しており、いわゆる“日本のハウス”の黎明期における重要アーティストと評されるケースも少なくない。

また1995年には楽曲『Sumo Jungle』などで国内においては早い段階でドラムンベースを手掛けており、2001年よりチップチューンと民謡、電子音楽を融合させる別名義・Omodakaとしても活動をしている。

そういった活動から寺田創一氏は国際的な評価を獲得しており、日本のステレオタイプなイメージをあえてモチーフとするハウスやテクノ、ドラムンベースなどで知られるミュージシャンとして知られるかたちとなっている。

Spotifyにおける寺田創一氏の人気楽曲

このたびリリースされるEP『Apes In The Net』は前述のとおり『サルゲッチュ』のサウンドトラックから抜粋したEPとなっており、ジャングルやドラムンベースのゲーム音楽として高い評価を得る楽曲群を改めて楽しめるEPとなっている。

EPに収録される楽曲はクラブユースやダンスミュージックとして最適な“長尺版”としてリリースされる点も魅力だが、レコードとして販売される点も本EPが発売されることの大きな意義を担っているだろう。

興味がある読者は2024年2月のリリースを待とう。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ