データ分析サービスなどを提供するSensor Towerは12月13日、『勝利の女神:NIKKE(ニケ)』の世界累計収益は約872億円(6億ドル)以上であると発表した。
『勝利の女神:NIKKE』はPC、スマートフォン向けに配信されているRPGゲームだ。“背中で魅せる”女性キャラクターたちのビジュアルが話題を呼び重厚感あふれるストーリーやさまざまな作品とのコラボで注目を集めている。
Sensor Towerの調査によると、『勝利の女神:NIKKE』の2022年11月4日からから2023年11月10日までの世界累計収益は6億ドル以上となっており、収益シェアを市場別に見ると1位が日本で約60%のシェアを占めている。
2位がアメリカで約16%、3位が韓国で約12%となっており、上位3つの市場で全体の90%近い収益シェアを占めている。
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また、同作のリリースから2023年11月10日までの期間で日本のモバイルゲーム収益をランキング化した際には5位となる。1位は『モンスターストライク』、2位は『ウマ娘 プリティーダービー』、3位は『Fate/Grand Order』となっており、トップ5中唯一の海外パブリッシャーのタイトルとなっている。
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いっぽう、勝利の女神:NIKKE』の3大市場である日本、アメリカ、韓国におけるMAU(月に1回以上ゲームをプレイしたユーザーの数)は日本が圧倒的に高くなっている。さらに、継続率においても日本は高水準を維持しており、国内での人気ぶりが伺えるだろう。
(画像は1周年を迎え好調が続くNIKKE、高いMAU・継続率を維持する日本、アメリカでは25歳以下に支持され、韓国では女性が40%より)
上記のほか、ユーザー分布は日本では男性7:女性3の割合に対し、韓国では男性6:女性4となっている。特にセクシーな女性キャラクターのビジュアルが話題を呼んでいるため、韓国における女性ユーザーの多さは興味深い結果となっているだろう。
このほかにも様々な調査データが公開されているため、興味がある読者はSensor Towerの公式ブログをチェックしよう。