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『8番出口』続編には“実在の広告”が登場するかも? 開発者によるアンケートで5000件の掲載希望票が集まり、早くも注目集める。広告には「異変」が発生する場合もあるため、事前に確認を行うとのこと

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『8番出口』続編には“実在の広告”が登場するかも?『8番出口』続編には“実在の広告”が登場するかも?『8番出口』続編には“実在の広告”が登場するかも?

インディー開発者のコタケノトケケ氏は12月31日より、話題を呼んだインディーゲーム『8番出口』の続編を開発中および開発予定であると明かし、同作に登場する「実在の広告」の使用を検討していると発表した。

発表にあわせてX(旧Twitter)のアンケート機能にて希望者を集計し、アンケートには3万5536票が参加。参加者のうち14.5%の法人および個人が「広告を応募したい」としており、結果として約5000件の応募希望票が集まったかたちとなった。

続編に登場する広告の応募に関しては、後日正式に応募フォームが作成され、公開されるという。質問などがあれば、正式な応募フォームが公開されてから送付しよう。

『8番出口』は個人ゲーム開発者であるKOTAKE CREATEことコタケノトケケ氏が手掛ける「無限に続く日本の駅の地下通路」から脱出するゲームだ。

ゲームプレイは立体的な間違い探しのような形式となっており、「異変」があれば引き返し、異変が無ければ真っすぐと通路を進行するというシンプルなルールで地下通路を進み、無事脱出することでクリアとなる。

シンプルながらユニークなシステムやUE5で制作されたリアルで“見覚えのある”ビジュアル、「リミナルスペース」や「The Backrooms」にインスパイアされた設定などが人気を博し、11月29日に発売されて以降はストリーマーや実況者などを中心に爆発的な人気を博した。

応募され正式に広告の実装が決定した暁には『8番出口』に登場していた歯科医院やアルバイトの募集広告のように「ゲーム内のオブジェクトのひとつ」として配置され、応募には広告の画像データが必要となる。

掲載が見送りされる可能性もあるが、掲載するための価格は無料。実装された暁にはコタケノトケケ氏よりお礼として「作品のSteamキー」や「クレジットへの掲載」を検討しているという。

また、広告には「異変」が発生する場合があるため、実装が決定し異変が起こる場合は事前に問題がないかの確認を実施するそうだ。

このたび実施されたアンケートでは、改めて『8番出口』の人気が伺えたことは勿論。巨大生物に追い回されるアクションゲーム『Strange Shadow』も開発しているコタケノトケケ氏がさらに『8番出口』の続編も開発するというポテンシャルの高さにも要注目だ。

『8番出口』の続編を含む同氏の今後の展開に期待して止まない。

編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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