NCSOFTは1月4日(木)、子会社であるNtreev Softを閉鎖することを明らかにした。韓国の大手メディア「聯合ニュース」によると、同社は現地時間の2月15日(木)をもって閉鎖される予定であるとのこと。
Ntreev Softはオンラインゴルフゲーム『パンヤ』シリーズや、MMORPG『トリックスター』などの作品で知られるゲーム会社。開発スタジオ「Sonnori」を前身として2003年に設立され、2012年にNCSOFTの傘下に加わったという経緯を持つ。
同社の代表的なタイトルとしては『スカッとゴルフ パンヤ』が挙げられる。同作はすでに日本国内でのサービスを終了してこそいるものの、2004年から2017年までの約13年間という長い期間にわたって展開し、広く愛された作品だった。
2017年11月10日(金)12:00、『スカッとゴルフ パンヤ』は約13年間続いたサービスを終了いたしました。全てのお客様と、携わった全ての方に心よりお礼申し上げます。今まで本当にありがとうございました。また会えるその日まで、さようなら #pangya pic.twitter.com/isPm6AM7WR
— パンヤ公式ツイッター (@pangya_staff) November 10, 2017
「聯合ニュース」の報道によれば、この閉鎖にともない、同社が開発・運営を行っていた『トリックスター』シリーズの最新作『トリックスターM』をはじめとする複数の作品がサービス終了となる見込み。社員約70名には退職勧告も行われているという。
なお、NCSOFTの関係者は「近年の経営環境を鑑みて、Ntreev Softのゲームのサービス終了と法人整理を決定した」と説明しているとのこと。また「サービス終了まで、ユーザーの不便が無いよう最善を尽くす」としているそうだ。