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『ゴジラ‐1.0』が2024年「アカデミー賞視覚効果賞」にノミネート。日本映画で同賞のノミネートは史上初。『君たちはどう生きるか』も長編アニメ賞にノミネート。授賞式は3月11日に開催

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映画芸術科学アカデミーは、2024年のアカデミー賞のノミネートを発表し、日本映画『ゴジラ‐1.0』が2024年「アカデミー賞視覚効果賞」にノミネートしたと発表した。

受賞作の発表される授賞式は日本時間3月11日に。

『ゴジラ‐1.0』は、日本では2023年11月3日、アメリカでは2023年12月1日に公開された怪獣映画。「ゴジラ」シリーズ最新作であり、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴氏が監督・脚本を務めた。VFXは、映像制作会社・白組が務めている。

今回、2024年の世界最高の映画賞のひとつ、アメリカのアカデミー賞に『ゴジラ‐1.0』が「視覚効果賞」でノミネートされた。日本映画が視覚効果賞にノミネートされるのは史上初となる。

またほかに視覚効果賞としてノミネートされているのは『ナポレオン』、『ザ・クリエイター/創造者』、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』、『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』となっている。

また宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』(英語タイトル:The Boy and the Heron)が、「長編アニメ賞」にノミネートされている。このほか役所広司さんが主演した東京が舞台の『PERFECT DAYS』が、国際長編映画賞にノミネートされている。

長編アニメ賞には、『マイ・エレメント』、『ニモーナ』、『ロボット・ドリームズ』、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』がノミネートされている。

『ゴジラ‐1.0』が2024年「アカデミー賞視覚効果賞」にノミネート。日本映画で同賞のノミネートは史上初_001
(画像は君たちはどう生きるか – スタジオジブリ|STUDIO GHIBLIより)

2024年のアカデミー賞は日本時間3月11日に発表予定だ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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