美少女ゲームブランド「Qruppo(クルッポ)」は1月28日(日)、同社がデビュー作として開発した作品『抜きゲーみたいな島に住んでる貧乳はどうすりゃいいですか?』(以下、ぬきたし)のアニメ化決定を発表した。本発表にあわせてティザーPVおよび公式サイトも公開されている。
「――俺が、ドスケベ条例をぶっ潰す」
— アニメ『ぬきたし』公式 (@nukitashi_anime) January 28, 2024
-ぬきたし THE ANIMATION-https://t.co/mfAGYpypzO#ぬきアニ pic.twitter.com/iofWILZ5HE
2018年に発売された『ぬきたし』は、島内での性交を許可・奨励する通称「ドスケベ条例」が存在する島「青藍島」を舞台に、主人公「橘淳之介」ら条例に抗い、貞操を守り抜こうとする少年少女たちの闘いが描かれる作品である。
本作については公式マスコットキャラクター「ハメドリくん」による情報発信やタイトル名・世界設定などなにかと過激な要素の多い作品ではあるが、作中では利権を巡る大人たちの思考や地方の過疎化、性的マイノリティへの圧力といった社会問題に関わる要素も登場。大人たちとの戦いも熱量を高める要素として登場し、単純な美少女ゲームに収まらない独自の世界設定を築き上げている。
また、テレビ東京で放送されていたバラエティ番組「勇者ああああ」では、番組内で開かれたアワードイベントにて「ゲーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞しており、放送日のTwitter(現X)トレンド上位へ「ぬきたし」のワードが浮上するほどの大きな話題となっていた。
今回の発表によると、本プロジェクトにはKADOKAWAが係わって制作を進めていくようだ。放送時期やキャスト情報、制作スタジオなどの詳細は現時点で明らかとなっていないため、興味があれば公式Xアカウント(@nukitashi_anime)からの続報をチェックしておくとよいだろう。