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『遊戯王』より「ワイトもそう思う」がLINEスタンプに、SNSで話題を呼ぶ。シリーズ初期から登場する「集まると大変」なカードのネットミームを公式が回収

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KONAMIは1月31日、『遊戯王OCG』を題材にしたLINEスタンプを2月1日に発売すると発表した。

LINEスタンプには「強欲な壺」「ワイト」など、いわゆる“インターネットと相性の良い”カードが収録され話題を呼んでいる。

このたび販売されるLINEスタンプの詳細は不明だが、公式の発表によると「ニヤリ」と一言が添えられた「強欲な壺」のスタンプのほか、モンスターカードである「レスキュー・ラビット」、魔法カード「ウィッチクラフト・デモンストレーション」がラインアップ。

これらから、モンスターのビジュアルにマッチした台詞を収録した商品になることが伺える。

『遊戯王』より「ワイトもそう思う」が公式LINEスタンプに_001
(画像はXユーザーの【公式】遊戯王OCG / Xより)

そして、最も注目すべき点はモンスターカード「ワイト」の“そう思う”という台詞付きスタンプであるだろう。

「ワイト」は1999年に発売された「STARTER BOX」より収録されたモンスターカードだ。最初期に登場しているいっぽうで、性能面においてはいわゆる“下級”と称される性能である。効果は無く、フレーバーテキストには「どこにでも出てくるガイコツのおばけ。攻撃は弱いが集まると大変。」とされている。

「ワイト」単体では戦闘において使い道がないものの、「ワイトキング」をはじめとするサポートカードが定期的に登場。2024年1月27日に発売された「LEGACY OF DESTRUCTION」には新たなサポートカードである「ワイトロード」が収録された。

そんな不思議な経緯で存在感を放つワイトはネットミームとしても流通しており、とある配信者と視聴者のやり取りから「ワイトもそう思います」というスラングが2011年に流行。その後も2017年にニコニコ動画に投稿された『けものフレンズ』にまつわる動画シリーズで再び注目を集めた。

つまり、このたびのLINEスタンプにより、ファンカルチャーから生まれたスラングが「公式のコンテンツ」に収録されたのだ。こういった経緯により、LINEスタンプの告知が大きな反響を呼んでいる。

「ワイト」に思い入れのある方は、ぜひ2月1日に発売されるLINEスタンプを手に入れよう。

ライター
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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