デベロッパーのAnything Nose Productionsは2月7日、口の中に広がる精神世界の家で1週間を過ごすアドベンチャーゲーム『MOUTHOLE』を4月2日に発売すると発表した。
対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格情報は明かされていない。
『MOUTHOLE』は口の中に広がる奇妙な空間を探索する1人称視点のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは口の中の世界を探索して調査し、作中で描かれる1週間を最大限に楽しむこととなる。
また、作中では口の中に存在する家でフィットネスに取り組んだり、ネットサーフィンをしたり、株式市場に投資したりと様々なアクティビティを楽しむこともできるという。
Steamストアページでは調査や他探索と共に「リラックスして雰囲気を味わう」作品であるとされており、超現実的な世界の音やローポリゴンおよび低解像度のテクスチャをあえて使用した表現主義的でシュールなビジュアル、何人かの登場人物たちとの交流などが見どころになりそうだ。
なお、作中では10の超現実的な世界が登場し、11のエンディングが用意されている。道中ではプレイヤーの行く手を阻む障害も登場し、トレーラーではクリーチャーから逃走する場面や車を運転する場面も確認できる。
そのため、探索や調査が主軸となる作品であるものの、シナリオなどに関係するかたちでアクションも実装されているのだろう。
謎は多いが、間違いなく超現実的な世界を堪能できそうな『MOUTHOLE』。興味がある読者は、本作をウィッシュリストに登録して続報や発売を待とう。