集英社は3月28日、漫画『テラフォーマーズ』が約5年半ぶりに連載再開すると発表した。
最新話は4月4日発売の「週刊ヤングジャンプ」18号より連載される。
また、連載再開を記念し、漫画アプリおよびウェブサイト「ヤンジャン!」にて、期間限定で無料公開が開始した。公開期間は4月24日までとなる。
こちらだとすぐにお読みいただけます!なるべく多くの皆様に人類の存亡を賭けた死闘にご参加いただければ幸いです!https://t.co/4eFJ8s1miz pic.twitter.com/frpmwOJWLo
— 「テラフォーマーズ」公式 (@terra_official) March 28, 2024
漫画『テラフォーマーズ』は、火星にて異常な進化を遂げたゴキブリたちと、バグズ手術(モザイクオーガン手術)と呼ばれる技術により昆虫などの能力を獲得した人類の戦いを描く漫画作品だ。
原作を貴家悠氏が、橘賢一氏が作画を担当し、2011年より連載を開始。2013年には『このマンガがすごい!』オトコ編で1位を獲得し、2014年にはアニメ化、2016年には三池崇史氏が監督を務め実写映画化された人気作となっている。
しかしながら、原作を手掛ける貴家悠氏の療養のため2017年より休載、2018年より連載を再開するも、同年内に再び療養のために休載されていた。このたびの発表により約5年半ぶりに連載が再開することとなる。
『テラフォーマーズ』における人類は、とある苔とゴキブリを大量に火星へ放つことで地球のような環境を構築する「テラフォーミング計画」を実行。物語は、前科を持つ者や金銭の無いもの達がバグズ手術を受けて搭乗する宇宙船・バグズ2号が到着する場面から幕を開ける。
バグズ2号の搭乗員たちは地球と同じようなゴキブリを駆除することを想定していた。しかしながら、いざ火星に到着するとゴキブリは強靭な人型の生物に進化し、優れた知性と凶暴性を有していた。
そこで、物語の序盤ではバグズ2の搭乗員による脱出を目指した決死の戦いが描かれる。やがて物語は、地球の人類と大量のゴキブリたちによる壮大な戦いへ発展していくこととなる。
進化したゴキブリと戦うユニークな設定や、国家間の陰謀やゴキブリが進化した謎が明かされていく物語、そして「昆虫」や「動物」をモチーフにしたクールな異能力バトル要素が本作の大きな魅力となっているだろう。
お得に全話を楽しめるため、興味がある読者は無料期間中に『テラフォーマーズ』を読んで、最新刊に追いつこう。