Playablesは4月1日、画面上に出現した車の顛末を見どけるゲーム『CARS』を発売開始した。
対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は350円。4月9日までは34%オフの231円で購入可能だ。
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— Playables (@playabls) April 1, 2024
『CARS』は画面上に出現した車にクリック/ドラッグし、その動作を見届ける作品だ。場面ごとのアクションを完遂すると次の場面に移り変わり、この動作を繰り返し続けることでゲームクリアとなる。
具体的には、大きな穴を囲んでいる複数台の車を全てクリックして穴に落としたり、逆さまになっている複数の車をクリックして正しい向きに車を直したりする操作を場面ごとに行うこととなる。クリアまでのプレイ時間は10分ほどで、各場面で言葉によるストーリーテリングは存在しない。
ゲームの形式自体は2019年にPlayablesよりリリースされたゲーム『KIDS』に近い。同作や2015年に発売された『プラグ・アンド・プレイ』とおなじくアニメーターのMichael Frei氏、ゲームデザイナーのMario von Rickenbach氏が手掛けており、本作は『KIDS』の人間をほとんど車に置き換えただけであると言えるかもしれない。
しかしながら、操作する存在が人間であるか、車であるかによってゲームを遊ぶプレイヤーが感じる印象は大きく異なる。ふたつの作品はかなりミニマルに作られているため、この変化を顕著に味わえる点が本作の魅力のひとつであると言えそうだ。
『KIDS』に関してもSteamにて350円とお手頃な価格で遊べるため、『CARS』と共にプレイしてみよう。