いま読まれている記事

モンスターはいないはずなのに不気味…リミナルスペースを舞台とした探索ホラーゲーム『POOLS』が配信開始。未知の恐怖に対峙しつつ数々のプールを探索せよ

article-thumbnail-240429c

開発元のTensoriは4月26日(金)、ホラーゲーム『POOLS』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)となり、日本語にも対応する。

『POOLS』は不気味な空間、いわゆる「リミナルスペース」を題材にしたホラー探索ゲーム。「リミナルスペース」は怖くないはずなのになんとなく不気味で不安に感じさせる場所を指すネットミームの一種であり、例として夜の学校や誰もいないスーパーなどが挙げられる。

リミナルスペースを舞台とした『POOLS』が配信開始_001
(画像は『POOLS』Steamストアページより)

今回の舞台となる「プール」もそんなリミナルスペースとして有名なロケーションであり、作中では6つに構成される章をひとつずつ攻略していく形となる。

ちなみに、本作では「ホラー」ゲームと称されているものの、モンスターやジャンプスケアなどは一切なし。プレイヤーはBGMもUIもなく、ただ水の音が響き渡るリアルな空間が織り成した未知の恐怖に対峙していくことになる。

さらに本作にはメモのような言語的な要素は存在しないものの、各章には謎も用意。探索を進めていくうえで周囲の環境も徐々に変化を遂げていくという。

リミナルスペースを舞台とした『POOLS』が配信開始_002
(画像は『POOLS』Steamストアページより)
リミナルスペースを舞台とした『POOLS』が配信開始_003
(画像は『POOLS』Steamストアページより)

『POOLS』ではそんな純粋なリミナルスペースを楽しめる作品として話題を呼び、記事執筆時点ではすでに459件のレビューのうち95%が好評を示す「非常に好評」のステータスを獲得。レビューではモンスターのいない数少ないリミナルスペースゲームとして評価をする声や、怖がりなホラー好きでもプレイが出来るゲームとして賞賛されている。

また、本作の開発を手掛けるのはフィンランドに拠点を置くゲーム会社のTensori。現在は『Yob On The Run』と呼ばれる1970年代を舞台とした非対称型対戦かくれんぼゲームを開発しており、Steamにて数年以内にリリースを予定。『POOLS』については商業的にゲームが成功すれば、今後も無料アップデートやVRサポートなどを展開していく予定だという。

リミナルスペースを舞台とした『POOLS』が配信開始_004
(画像は『POOLS』Steamストアページより)

『POOLS』はローンチセールを開催しており、5月4日までの期間税込1125円で購入可能。本作の雰囲気を味わえるDEMO版も公開されているため、興味があればあわせてチェックすると良いだろう。

ライター
マヌルネコを愛してやまない雑多ゲーマー。好きなゲームは『DEEMO』シリーズ、『A Hat in Time』、『エターナルリターン』、『Red Dead Redemption 2』
Twitter:@cookieP_Sub

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

Amazon売上ランキング

集計期間:2024年5月15日19時~2024年5月15日20時

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ