サムザップと東宝より配信中のスマートフォン向けRPG『呪術廻戦 ファントムパレード』(以下、ファンパレ)。本作のリリース半年を記念したリアルイベント「ファンパレード」が、6月1日(土)と2日(日)の2日間、東京・秋葉原の秋葉原UDX 2階 AKIBA SQUAREで開催された。
『ファンパレ』は、テレビアニメ『呪術廻戦』をベースにしたスマートフォン向けのゲーム。アニメの内容を追体験しながらゲームを進めていくことができるほか、このゲームだけのオリジナル要素として「福岡分校編」が楽しめるなど、『呪術廻戦』ファンにはたまらない要素が盛り込まれている作品だ。
なお、今回の取材はイベント開催前日の夜に敢行したものとなっている。そのため、イベント本番中とはパネルの位置が異なっていたり一部設置されていなかったものもあるが、その点はご了承いただけると幸いだ。
文・取材/高島おしゃむ
「懐玉・玉折」の公開を記念し、学生時代の五条や夏油にフォーカスした展示がたくさん。16名のキャラクターが勢揃いする等身大パネルは迫力満点
まず会場内に足を踏み入れて驚いたのは、想像以上に会場内が広いこと、そして広い空間に多数の『呪術廻戦』に関する展示されていたことだ。今回は、大きく分けて5種類のコンテンツが用意されており、いずれも作品のファンなら少しニヤっとしてしまうようなものばかりとなっていた。
今回はハーフアニバーサリーに加えて五条悟や夏油傑たちの学生時代を描いた「懐玉・玉折」の公開を記念したイベントになっていたため、そちらをフィーチャーした展示物が多く用意されていた印象だ。まずは、イベントのメインともいえる「フォトエリア」からご紹介していこう。
この「フォトエリア」は1ヵ所のみならず、全部で4つのスポットが用意されていた。ひとつは、記事の冒頭でも紹介した2Fエントランス前に設置されたSSR廻想残滓「戻れない青い春」のビッグフォトボードだ。なお、こちらはイベントに参加してない人も自由に撮影が行える位置に掲出されていた。
会場内には福岡分校を含む、16名のキャラクターがずらりと並べられた等身大パネルが設置。それぞれ一緒に記念撮影ができるようになっていたほか、こうして見比べてみるとキャラクターごとの背の高さの違いもわかるのが興味深い。
等身大パネルとは別に、五条悟と夏油傑、伏黒甚爾の新イラストをピックアップした巨大なフォトエリアも設置されていた。こちらは表面だけではなく裏面にもイラストが描かれており、どちらも合わせて写真を撮りたくなる作りとなっていた。
「アオハルフォトエリア」では、廻想残滓で使われている新イラストが巨大なパネルで展示。スマホの画面で見るのとは異なり、これだけのサイズ感では迫力満点。壁3面にそれぞれのイラストが展示されていることで没入感も抜群。ちなみに足元の緑は草をイメージしたもので、空のような青い色のフォトエリアの「アオハル」というテーマとのマッチングもバッチリだ。
必殺スキルを巨大スクリーンで鑑賞。「廻想残滓」イラスト紹介や絵コンテなど、『ファンパレ』のあれこれを生で見れるコーナーも
「ファンパレ展」エリアでは、カードイラストや廻想残滓のイラストなど、貴重な資料が展示。こちらは静止画だけではなく、映像も放映されていたほか、記念撮影をしたくなるフォトスポットのようなコーナーも設置されていた。
「ファンパレ展」のエリアには、本作のこれまでの流れが年表でまとめられていたほか、ゲームオリジナルの福岡分校のキャラクターたちのプロフィールも展示。また、ゲーム内の必殺スキル動画を、キャラクターごとに巨大なモニターに映し出したエリアも設置されていた。
このほかにも「カードイラスト紹介」や「呪霊図鑑」、「廻想残滓イラスト紹介」に加えて、虎杖悠仁と釘崎野薔薇のシーンを絵コンテと映像で紹介した展示物も設置。美麗なイラストの数々を、生でじっくりと鑑賞できる貴重な機会となっていた。
五条悟・夏油傑と写真を撮れるミニゲームや、黒板を模したメッセージボードなど参加型の展示も楽しめる。グッズは通販でも販売予定
ここまでファン必見の展示物の数々を紹介してきたが、本展はまだまだこれだけでは終わらない。会場内で比較的大きなスペースが取られていたのが「五条悟と夏油傑に挑戦!バスケでシュートチャレンジ!」のコーナーだ。
こちらは「制限時間内にバスケットゴールにシュートを決める」というゲームで、こちらのゲームに挑戦した後は、フォトスポットで五条悟と夏油傑のパネルと一緒に記念撮影も行えるようになっていた。
物販エリアの「幻影夜光本舗」では、「懐玉・玉折」のファンパレグッズ先行販売も行われていた。これらのアイテムは後日通販サイトでも販売される予定とのことなので、気になるアイテムがある場合はそちらもあわせてチェックしよう。
イラストパネルや絵コンテなど、多くの資料が展示されていたボリューム満点な本展を、写真を中心に紹介してきた。今回のイベントは事前抽選制となっていたため、足を運ぶことのできなかった方も会場の雰囲気を感じることができれば幸いだ。ハーフアニバーサリーを迎え、まだまだこれから大きく盛り上がりそうな『ファンパレ』。次のイベントも心待ちにしたいと思う。