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世界のために姫を殺すホラーアドベンチャーゲーム『Slay the Princess』日本語対応へ。様々な恐ろしい姿を持つ「姫」との殺し愛が今秋から日本語でも味わえる

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Black Tabby Gamesは6月9日に行われたFuture Of Play Directにて、ホラーアドベンチャーゲーム『Slay the Princess』の日本語対応を含むアップデート「The Pristine Cut」について発表した。アップデートはPC版(Steam、GOG.com)向けに今秋配信予定で、同時にNintendo Switch、PS4、PS5、Xbox向けにコンソール版の発売も予定されている。

『Slay the Princess』は、あらゆる手段で死を回避しようとする「姫」を殺すことが目的の選択型ホラーアドベンチャーゲーム。ナレーターの説明によれば、彼女を殺さないと世界が滅んでしまうそうだ。しかし、姫はプレイヤーの情に訴え、ときに恐ろしい怪物に変身し、美しい笑顔で微笑んだかと思えば容赦なくこちらを殺しにかかる。

本作には多数のエンディングが用意されており、プレイヤーの選択ひとつで物語の展開が大きく変わる。フルボイスで進行する物語と鉛筆のようなタッチで描かれたイラストには細かな差分が数多く存在し、選んだ選択肢によっては姫の姿や世界の様子まで変わってしまう。

本作は2023年10月に発売されて以来、Game8をはじめとした多数のサイトで高評価を得た話題作だ。Steamのレビュー件数は1万を超え、圧倒的に好評のステータスを獲得している。今回の無料アップデートではローカライズ対応の他にも新規ストーリーの追加が予告されており、英語版で遊んだプレイヤーにも嬉しいアップデートとなりそうだ。

『Slay the Princess』の無料アップデート「The Pristine Cut」はPC(Steam、GOG.com)向けに今秋配信予定。Nintendo Switch、PS4、PS5、Xbox向けのコンソール版も同時期に発売予定で、公式サイトではサウンドトラックなどの特典が付いた限定版の予約を受け付けている。コンソール版の内容はPC版のアップデート内容を含んだものとなるので、プレイしたいプラットフォームのストアをチェックしておこう。

ライター
なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『ドラゴンクエスト』シリーズで育ち、『The Stanley Parable』でインディーゲームに目覚めた。作った人のやりたいことが滲み出るゲームが好きです。

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