米国ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、スペイン・バルセロナ時間6月17日(月)に開催された映画業界の見本市イベント「CineEurope」の場で初となるプレゼンテーションを行い、トム・ホランドさん主演による映画『アンチャーテッド』の続編を引き続き制作中であると明らかにした。
海外メディア・Varietyによると、本情報はソニー・ピクチャーズの海外配給部門プレジデントであるスティーヴン・オデール氏が伝えたもので、スタジオが展開する今後の作品のリストに含まれていたという。
2022年に公開された映画『アンチャーテッド』は、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が手がけるゲームシリーズを原作としたアクションアドベンチャー作品である。
原作のゲームシリーズではプロのトレジャーハンターである「ネイサン・ドレイク」を主人公とした物語を展開していたが、映画版ではゲーム版の設定をある程度残しつつも完全オリジナルのストーリーで展開されていた。
なお、オデール氏はプレゼンのなかでユニバーサル社と共同制作している『ゼルダの伝説』の実写映画版や、ダニー・ボイル監督が手がける『28日後…』から続くシリーズのゾンビホラー作品『28 Years Later』、タイカ・ワイティティ監督によるディストピアSF小説の映画化タイトル『Klara and the Sun(クララとお日さま)』などのタイトルについても言及したという。
上記のほか年内公開のタイトルとして、11月には全米俳優連合(SAG-AFTRA)のストライキにより休業していたトム・ハーディさんの復帰作『ヴェノム:ラストダンス』が公開予定。ジョージ・クルーニーさんとブラッド・ピットさんのW主演によるクライムアクション作品『ウルフズ』も9月20日(金)から公開される予定だ。