7月25日(木)、ゾンビに噛まれてしまった母親を主人公にしたサバイバルRPG『アンダイイング』のNintendo Switch版が発売がされた。
プレイヤーは、残り60日という期間でゾンビが蔓延る過酷な世界を生き抜く方法を息子のコーディに伝授することになる。主人公のアンリンは時間が経過するごとに症状が悪化し、次第に正常な思考すら失われてしまう。
コーディがこの世界で生きていくようにするためには、限られた資源を活用しつつ、二人の飢えや喉の渇きなども満たさなければならない。アンリンはゾンビになるまでの間に、料理や工作、戦闘スキルなどのサバイバル能力をコーディに伝授する。
前述したように、アンリンが活動できる時間は60日と有限だが、コーディに教えることのできるスキルは100個以上存在するため、どのスキルを伝授するのかは考慮する必要がある。また、時には助けを求める人に出会うこともあり、プレイヤーは選択を迫られる。
本作はゾンビが蔓延した過酷な世界のため、登場人物の全員が善人とは限らないので、選択によっては絶望的な結果をもたらす可能性もある。上記の仕様から、本作の結末はプレイヤーの選択によって多様に変化するようだ。
アンリンの症状は、時間の経過と共に徐々に身体への異変として現れ始める。最初は咳や脱水症状などが見られるが、咳はゾンビをおびき寄せる合図にもなりかねず、水が貴重となってしまったこの世界での脱水症状は生き残るために困難な状況を生み出すだろう。
なお、本作は過去に『ディアブロ』シリーズを生み出したたデヴィッド・ブレヴィック氏が監修しており、ゲームを開始する度にマップのレイアウトがどのようになるのかはランダムになっているようだ。
[トピックス]「Hello! インディー」ゾンビがあふれる世界で親子の絆を描く『UNDYING (アンダイイング)』https://t.co/40Aov63MGthttps://t.co/40Aov63MGt
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) July 25, 2024
『アンダイイング』のNintendo Switch版は3850円で発売中だ。本作が気になった方は、ぜひ販売ページをチェックしてみてほしい。
以下、プレスリリースの全文となっている。
ゾンビサバイバルゲーム「Undying」Switch版 本日発売!ゾンビに噛まれた母親とその幼い息子のエモーショナルな物語
2024年7月25日(木) 東京 – パブリッシャーBeep Japan・Skystone、開発会社Vanimalsは、ゾンビサバイバルゲーム『Undying(アンダイイング)』のNintendo Switch版を本日2024年7月25日に発売いたしましたことを発表いたしました。
ゲームについて
本作はプレイヤーの心を揺さぶるエモーショナルゾンビホラーゲーム。
ゾンビに噛まれてしまった母アンリン。彼女がゾンビになり自我を失うのは時間の問題。ゾンビ・アポカリプスに巻き込まれ、一刻の猶予もなくなったアンリンは息子のコーディを無事に送り届けるためなら手段を選ばない。
数え切れないほどの危険を搔い潜り、彼女の体を支配し始めているゾンビ感染に耐えながらコーディに過酷な現実を生き抜く術を教えなければならない。
まだ幼い息子を守り、様々なスキルを教えることで、ゾンビに溢れた世界で生き延びられるようにすることが母親の使命だと信じて…
プレイヤーはアンリンを操作して、息子のコーディの安全を確保し、自分がゾンビとなってしまった後も生きていけるようにしていく必要があります。
限られたリソースを活用し、アンリンのゾンビ化を抑えながら、アンリンとコーディの飢えや渇きも満たしていかなければなりません。
アンリンは自我が保てている間に、コーディに料理や工作、戦闘などのサバイバルに必要なスキルを教えなければなりません。時には、息子であるコーディに頼らなければいけないような状況にでくわすかもしれません。
本作の特徴
● 母アンリンと幼い息子コーディの物語
● あなたの選択肢で変わる物語
● クラフトは生きるための手段!
● 世界はダンジョンと戦利品で満ちている!
● 母アンリンの命は有限である
● あえてローポリで描かれる登場人物、サスペンス的BGM
– 母アンリンとコーディの物語
息子が一人で生き延びるために、母アンリンは残された時間を使います。
戦闘から料理に至るまで、息子コーディは母親から全て学びます。
ゾンビ化して自我を失ってしまう前に、サバイバルスキルを息子に教えることが、この世界の母親としての最後の役目です。コーディに教えることができるスキルは100個以上あります。
– あなたの選択肢で変わる物語
誰もが生き延びたいと足掻いている世界の中で、他人を助けるか否かでプレイヤーによっては破滅的な結果が訪れる可能性もあります。誰もが秘密を抱えており、誰を本当に信頼することができるのでしょうか?プレイヤーの決断ひとつひとつが、物語の結末を変えていきます。
その人たちすべてが善人とは限りません。時には恩知らずな生存者がいたり、ゾンビに囲まれたギャングなど、旅の途中で誰に出会うかは分からず、彼らのそれぞれが物語を語りたがっています。彼らを助けるか否かでアンリンとコーディの運命が変わります。毎回良い結末になるかはわかりません。プレイヤー自身の目で確かめる必要があるでしょう。
– クラフトは生きるための手段
「Undying」では廃墟や街中で拾ったガラクタをどう使うかによってアンリンとコーディが生き延びられるかが決まります。クラフトしてからさらに強化するものもあるので、大切に使いましょう。
– 世界はダンジョンと戦利品で満ちている
本作品は、Skystonesを立ち上げ、過去には「ディアブロ」シリーズを生み出したデヴィッド・ブレヴィックが監修しています。
なお、「Undying」のダンジョンはローグライトタイプになっているため、ゲームを始める度にマップがどのようなレイアウトになるのかは、あなたの目で見てみないと分かりません。マップ上には14の主要ロケーションが様々なレイアウトで配置され、その他の「安全でないエリア」にはあなたの攻略プランをすぐに変えてしまうようなイベントが待ち受けます。
ゾンビによって襲撃された家や、街中には、打ち捨てられた鉄クズや布、木材、ガラスなど様々な”資源”が転がっています。何が貴重で何の役に立つのか?手に入れた時にはただのガラクタのように思えますが、いずれ、そのガラクタが母子を救うことになるかもしれません。
– 母アンリンの命は有限である
時間の経過とともに昼から夜に入れ替わることを繰り返していくと同時に、すでにゾンビに噛まれてしまっているアンリンの身体に異変が出始めます。
最初は咳や脱水症状などの風邪のような症状が出たりすることがあります。しかしながら、侮ることはできません。
咳はその音でゾンビを呼び寄せてしまったり、脱水症状は通常よりも身体に水分が残らず、貴重なアイテムである「浄化された水」を通常より消費してしまうなどのギミックの一つとして機能します。
時間が進むに連れてアンリンの症状はさらに彼女を蝕みます。アンリンは自分の症状と戦いながらコーディを守る必要があるのです。立ち止まらずに先へ進むしか残された道はありません。
– あえてローポリで描かれる登場人物、サスペンス的BGM
ローポリで表情を描かない独特のスタイルは、よりプレイヤーの感情を揺さぶるアーティステックな演出効果をもたらします。ストーリーやキャラクターへの没入感や共感を与え、本作が他のゾンビゲーム作品と一線を画す要素となっています。
また、音楽もサスペンスに満ちており、冒頭からUndyingの世界感を作り上げ、プレイヤーをその世界観へと誘います。
製品情報
● タイトル:『Undying(アンダイイング)』
● 発売元:Beep Japan, Skystone Games
● 開発会社:Vanimals
● プラットフォーム:Nintendo Switch
● 発売日:2024年7月25日
● ジャンル:サバイバルRPG
● プレイ人数:1人
● 言語 : 英語、 日本語、簡体字、繁体字、 韓国語 など
● 価格
ダウンロード版: 3,850円(税込)
パッケージ通常版:3,850円(税込)
パッケージ限定版:6,600円(税込)
□『Undying』ホームページ
https://beep-company.com/undying/
©2024 Undying. Developed by Vanimals and published by Skystone Games and Beep Japan Inc. in Japan. All trademarks and logos belong to their respective owners. All rights reserved.