澤村伊智『ぼぎわんが、来る』Kindle版が半額の374円になるセール中。正体不明の怪異「ぼぎわん」に襲われる一家を描いたホラー小説で、大きくアレンジされた展開が話題になった映画『来る』の原作

2024年8月27日 10:27

澤村伊智によるホラー小説『ぼぎわんが、来る』電子版が、現在半額となるセールを実施中だ。通常748円のところ、セール中は374円になる。

同書は映画『来る』の原作にもなった作品で、澤村伊智を代表する『比嘉姉妹シリーズ』の1作目にもあたる。シリーズ次巻『ずうのめ人形』も半額となっているのを始め、以降の各巻も10％程度のセール価格となっている。

『ぼぎわんが、来る』は謎の怪異現象に襲われた、とある一家を描いたホラー小説だ。不審な電話や謎の訪問者などに怯える主人公の田原秀樹は、やがてそれが祖父の恐れていた「ぼぎわん」という正体不明の怪異に関連したものなのではと気づいていく。

同作は第22回日本ホラー小説大賞では大賞を受賞した澤村伊智のデビュー作でもあり、本作で登場した比嘉姉妹は、以降の作品でも何度も登場することになる。2018年には『来る』のタイトルで映画化されており、原作を大きくアレンジした映画後半の展開には、大きな注目も集まった。

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