株式会社プロモータルとTENJO GAMESは、新作ホラーアドベンチャー『御祝呪』のSteamストアページを公開したことを伝えた。
プレイステーション後期を思わせる、ノスタルジックな粗めのグラフィックが特徴的なタイトルで、ティザー映像では薄暗がりの中にぼんやりと浮かぶ遺影やひとがたなどが印象的だ。
同作は主人公の一人称視点による探索ゲームで、日本的な時代背景や情緒表現をテーマに、「経験できる小説」のような没入感の高い体験を目指したという。ゲーム中に襲ってくる敵などはおらず、周囲をしっかりと観察し、登場人物たちの思いを読み解くことが重要になる。
自分を含む親族の遺影が並んだ場所で目を覚ました主人公は、奇妙な儀式や信仰の痕跡が残る閉鎖空間からの脱出を目指す。80年代から90年代風の日本家屋を舞台に、脱出のための部屋の鍵などを探しながら、自身がそこにいる理由や、自身の血族に秘められた呪いを解き明かしていくことになるという。
本作は「祈り」「呪い」「祝い」といった、純粋なものにも倒錯的なものにも変わりえるものをテーマに世界観やシナリオを構築しており、担当したのはこれまで「愛して愛して愛して(きくお)」「トゥルーセラピー(柊キライ)」などの楽曲に動画・イラストを提供してきた動画クリエイター「さしみやま」。また「イガク」「人マニア」の原口沙輔、「ボッカデラベリタ」「ラブカ?」の柊キライなどが楽曲を提供している。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
これは、血縁に秘められた呪いと祝福の物語――一人称探索ホラーアドベンチャー『御祝呪』Steamストアページ公開のお知らせ
株式会社プロモータル(本社:東京都新宿区/社長:福田圭佑)と、TENJO GAMESは一人称探索ホラーアドベンチャー『御祝呪』のSteamストアページの公開を開始いたしました。
SteamストアページURL:https://store.steampowered.com/app/3123070/_oshukuju/?beta=0
本作は世界的にもファンが多く、人気の高い日本的な時代背景・情緒表現をテーマに、短い時間で・しっかり世界観に没入して楽しんでいただける「経験できる小説」のようなインディーゲームとなります。
ストーリー
母とふたり、団地で暮らしていたわたし-道川環子は、見知らぬ天井の下で目を覚ます。
目の前には4枚の遺影。祖父、祖母、叔母、そして私。
傍らには、叔母が祖父に宛てたように見える手紙もある。
残された奇妙な儀式や信仰の痕跡を目にしながら、環子は閉鎖空間からの脱出を目指します。
祈り”“呪い”“祝い”といった、ときに純粋で、時に倒錯した感情と血縁をテーマに、これまでに動画クリエイター・イラストレーターとして『愛して愛して愛して(きくお)』『トゥルーセラピー(柊キライ)』などの楽曲に動画・イラストを提供した累計再生数1億の動画クリエイター『さしみやま』が世界観・シナリオ構築を行います。
また、インパクト溢れるワードセンスと楽曲の『イガク』『人マニア』で再生数急上昇中の原口沙輔、『ボッカデラベリタ』『ラブカ?』など数々の名曲を世に送り出してきた柊キライ、気鋭のトラックメーカーたちの楽曲が、本作の世界観をさらに奥深いものにしてゆきます。
<TENJO GAMES さしみやまのコメント>
私は”畏怖”という感情について考えることが多くありました。 例えば、お雛様が蔵の中でホコリをかぶって置かれていた時、何故か後ろめたさを感じてしまうのは何故だろう。 由来もわからない石が厨子の中で祀られていた時、ふと手を合わせてしまうのは何故だろう。 お地蔵様に赤い前掛けがいつも美しいのはご近所さんの誰かがお世話をしてくれているのだろう。 見えないものを敬ったり祈ったりする心の根源は何処からやってくるのだろうか。
そんな曖昧だけれど確実に個々が持っている感覚を作品として具現化した作品になります。
TENJO GAMES X公式アカウント: https://x.com/tenjogames
さしみやまXアカウント:https://x.com/SashiMyama
原口沙輔 Xアカウント:https://x.com/sasuke_maschine
柊キライ Xアカウント:https://x.com/Kirai_dark
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