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『デイヴ・ザ・ダイバー』を手掛けたミントロケットが、ネクソンコリアの完全子会社として法人化。責任者であるファン・ジェホ氏が初代CEOに。「ブランドを拡大し、革新的なゲームをスピーディーに開発」するためとしている

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株式会社ネクソンは9月11日、同社のサブブランドであるMINTROCKET(ミントロケット)が法人化することを発表した。MINTROCKETはネクソンコリアの100%子会社となる予定で、ブランドの責任者であるファン・ジェホ氏が初代CEOに内定しているという。

ミントロケットは2022年に発足したネクソンのサブブランドで、初のタイトルとなったアドベンチャーゲーム『デイヴ・ザ・ダイバー』は世界中で累計400万本以上を販売し、「2024年度英国アカデミー賞ゲーム部門」のゲームデザイン賞を受賞するなど、非常に高い評価を受けている。

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(画像はデイヴ・ザ・ダイバー|My Nintendo Storeより)

今年1月には、開発が進められていた新作チーム対戦型アクションゲームのタイトルが『ウェイクランナー』に決定したことが発表され、その後体験版も配信されるなど、注目が集まっていた。

今回の独立について、ネクソンは「ミントロケットのブランドを拡大し、革新的なゲームをスピーディーに開発」するためだとしており、ミントロケットは大規模なゲームではなく、エンゲージメントの高い小規模なゲーム開発に注力するとしている。

プレスリリースの全文は以下のとおり。


ネクソン、MINTROCKET Corporationの設立を発表

オンラインゲームの制作及び運用を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:李政憲/イ・ジョンホン、東証:3659、以下ネクソン)は、ネクソンのサブブランドであるMINTROCKET (以下、ミントロケット)を法人化することをお知らせ致します。これにより、ミントロケットのブランドを拡大し、革新的なゲームをスピーディーに開発して参ります。

ミントロケットでは、ネクソンが注力する大規模なゲームではなく、エンゲージメントの高い小規模なゲームをグローバル向けに開発して参ります。また、業務手続きを簡素化し、迅速な意思決定を行うなど、自律的な企業文化を醸成致します。尚、ミントロケットはネクソンコリアの 100%子会社となる予定で、ミントロケット責任者であるファン・ジェホが初代 CEO に内定致しました。

ミントロケットは、スピード、独創性、楽しさを重視した開発アプローチを掲げ、2022 年に発足したネクソンのサブブランドです。2023 年に発売したミントロケット初のタイトル『デイヴ・ザ・ダイバー』は、累計販売本数 400 万本を突破し、「2024 年度英国アカデミー賞ゲーム部門」のゲームデザイン賞を受賞しました。また、Steam において「圧倒的に好評」の最高評価を維持しています。

株式会社ネクソンhttps://www.nexon.co.jp/
1994 年に創業したネクソン(本社所在地:東京都港区)は、オンラインゲームの制作・開発、配信を手掛ける会社です。2011 年 12 月に東京証券取引所第一部へ上場し、2015 年に JPX 日経インデックス 400、2017 年には日経株価指数 300 の構成銘柄に採用されました。また、2020 年には日経平均株価を構成する 225 銘柄にも採用されました。現在では、代表的なシリーズ作である『メイプルストーリー』、『カートライダー』、『アラド戦記』をはじめとする 45 を超えるゲームを、190 を超える国と地域で PC、コンソール及びモバイル向けに提供しています。2021 年、ネクソンはスウェーデン・ストックホルムを拠点とし、グローバル配信に向けて複数のプロジェクトを開発中の Embark Studios AB を完全子会社化しました。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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