株式会社KADOKAWAが運営するYouTubeMCN「CSP(クリエイターサポートプログラム)」は、9月26日から開催される東京ゲームショウ2024に、「CSP」を利用する100名以上のクリエイターを招待することを発表した。
東京ゲームショウ2024では、今回初めて「MCN・事務所」向けのクリエイター招待区分を設けており、同社もこの取り組みを活用した形だ。
YouTubeMCN(マルチチャンネル ネットワーク)とは、「複数の YouTube チャンネルと提携し、視聴者の開拓、コンテンツのプログラミング、クリエイターのコラボレーション、デジタル著作権管理、収益化、営業などを含むサービスを提供するサードパーティ サービス プロバイダ」とされており、平たく言えばクリエイターのマネジメントを行う芸能事務所に似た存在だ。
KADOKAWAの「CSP」は2022年から運営を開始しており、YouTubeの最新アップデート情報の提供、KADOKAWAグループの他事業との連携や、企業タイアップ案件の企画等、クリエイターの創作活動に役立つさまざまなサポート機能などの提供を行っている。
同社は今回の発表に関して、「SNS等に投稿されるイベント体験レポートの公開を通して『TGS2024』の認知拡大や、各出展メーカーのコンテンツの魅力を伝えることに貢献」するとしている。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
KADOKAWAのMCN「CSP」利用のクリエイター100名以上を「東京ゲームショウ2024」に招待、ゲーム好きクリエイターらによるイベント体験やレポート公開を支援
株式会社KADOKAWA(東京都千代田区、取締役代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下「 KADOKAWA」)が運営するYouTubeMCN(*)「CSP(クリエイターサポートプログラム)」は、2024年9月 26日(木)から9月29日(日)まで幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2024」(以下、「TGS2024 」)に、「CSP」を利用する、100名以上のクリエイターを招待することをお知らせいたします。
「TGS2024」では近年、インフルエンサーとの取り組みに注力しており、今回初めて「MCN・事務所」向けのクリエイター招待区分を設けました。この仕組みをCSPも利用し、本取り組みを実現しています。
当社はMCNとして、YouTubeクリエイターの活動を支援するとともに、SNS等に投稿されるイベント体験レポートの公開を通して「TGS2024」の認知拡大や、各出展メーカーのコンテンツの魅力を伝えることに貢献いたします。
■「東京ゲームショウ」とは
1996年の初開催以来、BtoB、BtoC両方の機能を備えた世界最大級のゲームの祭典。会期4日間のうち前半2日間はビジネスデイで、業界関係者、報道関係者、インフルエンサー、流通関係者のみが入場可能。後半2日間は一般公開日で、国内外からあらゆる来場者を集める。東京ゲームショウ2024は出展社数、出展小間数ともに過去最大規模で開催。
■「CSP」(クリエイターサポートプログラム)とは
「CSP」とは、KADOKAWAがMCN(*)事業者として提供されたシステムを活用、独自の二次利用の管理・収益分配システムを構築し、クリエイターがYouTube等のコンテンツに他社のゲーム・アニメ・コミック・音楽等の著作物を利用したり、自身が創作した著作物(IP)の二次利用(切り抜き含む)を許諾・促進したりすることで、「クリエイター」としてだけでなく「権利者(著作権者)」としても、収益やPRの機会を得られるサービスです(2022年3月提供開始)。
すでにKADOKAWAのYouTubeアニメやクリエイターのコンテンツ等、一部の著作物(IP)から導入を開始しており、これにより著作物の管理に厳格な各種SNSであっても「創作の連鎖」を生むことが期待できます。また、二次利用の管理・収益分配だけでなくYouTubeMCNとして、YouTubeの最新アップデート
情報の提供、KADOKAWAグループの他事業との連携や、企業タイアップ案件の企画等、クリエイターの創作活動に役立つさまざまなサポート機能を提供しています。
「CSP」にご興味のあるクリエイター様・権利者様は、お気軽にお問い合わせください。
(*)MCNとは、複数のYouTubeチャンネルと提携し、視聴者の開拓、コンテンツのプログラミング、クリエイターのコラボレーション、デジタル著作権管理、収益化、営業などを含むサービスを提供するサードパーティサービスプロバイダです。
引用:YouTubeヘルプ(https://support.google.com/youtube/answer/2737059?hl=ja)