音楽業界のクリエイターを称える世界最高峰の音楽賞「グラミー賞」にて、『ペルソナ5』通常戦闘曲「Last Surprise」のカバーがノミネートされた。
「Last Surprise」のカバーは、グラミー賞のカテゴリー86「最優秀アレンジ・インストゥルメンタル・ボーカル部門」にノミネート。受賞者の発表は日本時間2025年2月3日を予定している。
本カバーは演奏をジャズオーケストラ「The 8-Bit Big Band」が担当し、Charlie Rosen氏とJake Silverman氏が共同で編曲を担当。Charlie Rosen氏は2022年に『星のカービィ スーパーデラックス』の「メタナイトの逆襲」のカバーでグラミー賞の「最優秀インストゥルメンタル編曲賞」を受賞しており、ほかにも2023年にはアメリカ演劇界で最も権威のある賞「トニー賞」、2024年にもグラミー賞を受賞している。
同氏は自身のXアカウント上で、4回連続でグラミー賞にノミネートされたことでとても興奮していると報告しており、「ゲーム音楽万歳!」と喜びの声を上げていた。
Just nominated for my 4th Grammy IN A ROW!!! So thrilled to be nominated along side my harmonic bro in crime @Button__Masher for our co-arrangement of "Last Surprise" from Persona 5 for @the8bitbigband LONG LIVE VIDEO GAME MUSIC!!! pic.twitter.com/ThuZEhsTdY
— Charlie Rosen (@CRosenMusic) November 8, 2024
『ペルソナ5』は2016年に発売した『ペルソナ』シリーズの第5作目。学生達が横暴な権力に抗うストーリーやシリーズの特徴である「人間関係」が自身の持つアルカナや戦闘に影響を与える「コープ活動」、充実したゲームコンテンツ、スタイリッシュなGUIなどの表現が人気を博し、2023年には全世界累計1000万本を突破している。
そんな『ペルソナ5』通常戦闘曲「Last Surprise」のカバーが第67回グラミー賞にノミネート。日本時間2025年2月3日に行われる授賞式にて同氏のゲーム音楽での2度目の受賞となるのか注目だ。