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今年“すごい”作品が分かる「このライトノベルがすごい!2025」のランキング結果が各出版社から発表。総合1位は『負けヒロインが多すぎる!』、『お隣の天使様』のヒロイン・椎名真昼が「キャラ女性」部門で4連覇など

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11月22日(金)、宝島社が発表しているライトノベル紹介ガイドブック「このライトノベルがすごい!2025」のランキング結果が各出版社から発表された。

「このライトノベルがすごい!2025」は11月26日(火)に発売される予定。全国の書店で取り扱われるほか、Amazonをはじめとしたオンライン書店でも予約を受け付けている。

2005年から刊行されている「このライトノベルがすごい!」は、年ごとの“すごい”ライトノベルを「文庫部門」、「新作部門」、「キャラクター部門」、「イラストレーター部門」などのカテゴリでランク付けするとともに、各作品の魅力を紹介するガイドブックである。

宝島社公式通販サイトの情報によると、今年度版は創刊20周年の記念号にあたり、発売される誌面では過去20年のライトノベルを振り返る企画や過去に上位ランクインした人気作家たち20人によるコラム、1位獲得作家へのインタビューが掲載される。

また、今年度版では2年連続で「文庫部門」の1位を獲得し、2025年のアニメ化が決定した作品『千歳くんはラムネ瓶のなか』を特集。著者・裕夢氏へのインタビューに加えて、イラストレーターのraemz氏描き下ろしによるカバー&ピンナップポスターも収録されるという。

小学館の発表によると、今回の「このライトノベルがすごい!2025」では、著・雨森たきび氏と画・いみぎむる氏による青春ラブコメ作品『負けヒロインが多すぎる!(マケイン)』が「総合部門」と「イラストレーター部門」で1位を獲得した。

加えて、主人公・温水和彦が「キャラクター男性部門」で1位、“負けヒロイン”のひとり・八奈見杏菜も「キャラクター女性部門」で2位を獲得。2024年7月から9月まで放映されたテレビアニメや、「マンガワン」で連載されていた作画・いたち氏のコミカライズ版も人気を後押ししたようだ。

一方、KADOKAWAの発表によると、「総合新作部門」では著・駄犬氏と画・toi8氏によるファンタジー×ミステリー作品『誰が勇者を殺したか』が1位を獲得し、「文庫部門」でも2位にランクインしている。

本作はまだ2巻までしか発売されていないが、電子版を含むシリーズ累計の発行部数はすでに20万部を超えているほか、『ドラゴンクエスト』シリーズの“生みの親”として知られる堀井雄二氏も帯コメントを寄せており、ライトノベルファンだけでなく一般文芸の読者からも支持を受けているという。

上記のほか、「単行本・ノベルズ部門」では2024年7月から9月までテレビアニメを放送した甘岸久弥氏の著作『魔導具師ダリヤはうつむかない』(KADOKAWA)が1位を獲得した。

そして「キャラクター女性」部門では、同じく2023年にテレビアニメ化された作家・佐伯さんによる作品『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(SBクリエイティブ)がなんと4年連続での1位獲得を達成したようだ。

宝島社のライトノベル紹介ガイドブック「このライトノベルがすごい!2025」は11月26日(火)に発売される。ランキングの詳細や各作品の紹介に興味があれば書店やオンラインストアで予約しておくとよいだろう。

「このラノ2025」結果が各出版社から発表。総合1位は『負けイン』、キャラ女性部門で『お隣の天使様』ヒロインが4連覇など_001
(画像は宝島社単行本/このラノ編集部(@konorano_jp)さん / Xより)
ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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