Fangamerは12月20日、奇妙な世界で浄化を進める2008年リリースのフリーゲーム『OFF』をSteam、Nintendo Switch向けに発売すると発表した。
発売日は2025年を予定しており、Fangamer Japanが日本語ローカライズ版を担当するとのこと。あわせて『OFF』の公式Xアカウントと公式サイトを開設するほか、アナウンストレーラー、Steamストアページも公開している。
「俺はバッター。聖なる任務を任されている」
— FangamerJP (@FangamerJP) December 20, 2024
海外で大人気のインディーRPG『OFF』の公式日本語ローカライズ版が、FangamerJPの提供でNintendo Switch™とSteam®に登場！さらにパッケージ版や公式グッズの発売も決定しました🎉
続報はこちらの公式アカウントでお知らせしますのでお待ちください！ https://t.co/QuUu2phCch pic.twitter.com/O9ehAJb82X
I have a sacred mission to fulfill.
— OFF (@OFFtheRPG) December 19, 2024
I must purify the world.
OFF is coming to Steam® and Nintendo Switch™ in 2025.Preorder or Wishlist at https://t.co/qnCnvQRocC pic.twitter.com/EDUgDpwgaB
『OFF』は『RPGツクール2003』で制作され、2008年にフランスのウェブサイトで公開された無料のRPGだ。ベルギー生まれのMortis Ghost氏と彼が作ったチームUnproductive Fun Timeが制作している。
本作ではプレイヤーは野球選手のような恰好をした「バッター」を操り、聖なる任務をこなすため「ジャッジ」と呼ばれる不気味な猫に導かれながら世界を“浄化”することを目指す。
奇妙で独特な世界観とキャラクター、本作のすべての音楽を手がけたAlias Conrad Coldwood氏によるサウンドトラック、社会風刺のような皮肉的表現などの要因から公開当時世界的に広まり、高い評価を獲得していたという。
そしてその人気は日本にも伝わっていたようで、Mortis Ghost氏に許諾を取って日本語訳したものが有志によって制作・公開されていた。
そしてSteam、Nintendo Switch版『OFF』では、大まかなストーリーはそのままに、まったく新しいバトルシステムとMortis Ghost氏が手がける新たなエリア、ボスが追加されているという。
（画像はSteamストアページより）
また、発表に合わせて本作のNintendo Switch向けの通常パッケージ版と豪華な特典が付いた「Bad Human Edition」、さらに各種グッズの発売決定も報じられており、すべて米Fangamerにて予約することができる。
（画像は米Fangamer『OFF』関連グッズページより）
Steam、Nintendo Switch版『OFF』は2025年に発売予定で、日本語にも対応する。原作を遊んだことがあって好きだった人や、全く知らなかったが面白そうだと感じた人はウィッシュリストに入れておいてはどうだろうか。
