イタリアのプロサッカーチーム「SSラツィオ」公式は2月4日(火)、同チームにデンマークプロサッカーチーム「ヴァイレBK」から、ディフェンダー・Oliver Provstgaard Nielsen氏が加入することを発表した。
Oliver氏は2021年に開催されたサッカーゲーム『FIFA 21』の公式大会「eChampions League 2021」にて優勝を経験しており、プロゲーマーとしての一面も見せる21歳のデンマーク人だ。
Welcome, Oliver 🤝#CMonEagles 🦅 pic.twitter.com/gnzXr8eMVj
— S.S.Lazio (@OfficialSSLazio) February 3, 2025
SSラツィオは、イタリアのローマに本拠地を置くプロサッカークラブ。現在イタリア1部リーグに値する「セリアA」に所属しており、リーグ優勝を2度経験する名門チームだ。同じくローマに本拠地を置く「ASローマ」との試合は「ローマダービー」とも呼ばれ、熱狂的なサポーターを持つ両チーム同士の試合はピッチ内外での騒動も少なくない。
Oliver氏は海外メディアの報道によると、幼いころからスポーツゲームをよく遊んでいたようだ。ヴァイレBKに所属していた2020年末に膝の大けがを負った彼は、怪我からの回復中、自身の『FIFA』のスキルを試そうと欧州サッカー連盟・UEFAが主催する「eChampions League 2021」に参加を決断したという。
ファーストネームと苗字を組み合わせたニックネーム「OliverPN」として参加した彼は、大会参加者全47人の中から上位32名が進出できるトーナメントに勝ち残り、出場権を獲得する。当時注目されていなかったにもかかわらず、OliverPNはトーナメントを勝ち進み、見事無敗での優勝を果たした。
Oliver Provstgaard Nielsen氏は今冬からイタリアの名門ラツィオに移籍し、背番号25を付けてプレーする。彼の“プロサッカー選手”としての活躍にも注目だ。