ドイツのゲーム開発スタジオ・Crytekは日本時間2月12日(水)、同社の従業員約400人のうち、開発チームとシェアード・サービスに係わる“推定15%”をレイオフ(人員整理)すると伝えた。
同社はSFシューティングゲーム『Crysis』シリーズやホラーシューティングゲーム『Hunt: Showdown 1896』、および自社開発ゲームエンジン「CryENGINE」で知られる。
— Crytek (@Crytek) February 12, 2025
![Crytekが「従業員約400人のうち“推定15%”」をレイオフ。『Hunt: Showdown 1896』『Crysis』開発_001](https://news.denfaminicogamer.jp/wp-content/uploads/2025/02/Crysis-3-Remastered-www.crytek.com_-564x600.png)
発表によると、Crytekは2022年に発表した『Crysis 4(仮称)』の開発を2024年第3四半期をもって保留としており、以後は『Hunt: Showdown 1896』の追加コンテンツとアップデートに注力していた。
しかし、同社の財政状況は持続できる状態になく、継続的にコストと営業経費を削減していたものの「前進するためにレイオフを避けられなくなった」という。
![Crytekが「従業員約400人のうち“推定15%”」をレイオフ。『Hunt: Showdown 1896』『Crysis』開発_002](https://news.denfaminicogamer.jp/wp-content/uploads/2025/02/ss_6c24af1a7b617ce2eb51884fad7f317d1322564d.jpg)
レイオフの実施にあたって、Crytekは影響を受ける従業員に「特別退職金と再就職の支援サービスを提供する」としている。