名作TRPG『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』の実写版ドラマ企画『The Forgotten Realms』が、Netflixで進行中であると海外Deadlineが報じた。
それによると、同作は『ストレンジャー・シングス』『デッドプール&ウルヴァリン』などでエグゼクティブプロデューサーや監督を務めたShawn Levy氏や、Drew Crevello氏、及びHasbro Entertainmentが制作に携わっているという。
『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』は、言わずと知れた世界で最も知名度のあるテーブルトークRPG（TRPG）だ。半世紀に及ぶTRPGとしての長い歴史をもち、近年では2023年にGame of the Yearを受賞した『バルダーズ・ゲート3』の原作となっていることでも知られている。
同じく2023年には『ダンジョンズ＆ドラゴンズ／アウトローたちの誇り』として実写映画化されており、原作ファンのみならず批評家や映画ファンからも好意的な評価を受けている。
今回報じられた原題の「Forgotten Realms」（フォーゴトン・レルム）は複数ある『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』世界のうち最も有名なひとつで、『バルダーズ・ゲート3』や『アウトローたちの誇り』もこの世界での出来事を描いた作品だ。
とはいえ、今回の映像化は『アウトローたちの誇り』とは関係のない、新たなコンセプトの元で制作が進められているようだ。
もともと『ダンジョンズ＆ドラゴンズ』は過去にパラマウント・ピクチャーズとeOne（ハズブロの子会社）によるドラマ化が発表されていたが、この企画は最終的には頓挫。Shawn Levy氏が参加したことにより、同氏のレーベルと契約関係にあるNetflixに企画が持ち込まれることになったのだという。
なお、現在のところHasbro EntertainmentやNetflixの担当者は同作についてコメントしていない。新たなドラマシリーズが今後どのような展開を見せるのか現段階では不明だが、『アウトローたちの誇り』が好評だっただけに、今作にも期待は高まる。今後も注視していきたいところだ。
