Twitchの最高経営責任者(CEO)を務めるダン・クランシー氏は日本時間2月28日、活動初日からサブスクリプション(購読)とビッツ(投げ銭)の機能を利用できるようにする制限緩和をはじめとする2025年のプラットフォーム運営計画を発表した。
In 2025, we’re committed to making Twitch the best place for streamers with new tools, monetization, and ways to grow. Read Twitch CEO Dan Clancy’s latest open letter to see what’s ahead.https://t.co/RhL4C7aoSI
— Twitch (@Twitch) February 27, 2025
発表によると、2025年のTwitchにおける計画は「クリエイターの収益向上とコミュニティの強化」に重点を置いており、視聴者向けの施策として、コンテンツ探しや読み込み時間の短縮といったフィード改善を継続して展開する。
また、クリップの発見・編集とシェアをより簡易化する改良に加えて、作成したクリップで「どれだけコミュニティが成長したか」確認できるツールも提供するという。

一方クリエイター向けには、コラボ配信を通じてより多くの収入を得られるようにする「統合ハイプトレイン」機能や、横画面と縦画面の両方へ対応させるモバイルアプリ向けの映像機能が追加される。
さらに、今回の発表に先がけて、クリエイターダッシュボードの新機能「クリエイタープロフィール」と「StreamElementsパートナーシップ」が追加されている。作成したクリエイタープロフィールは一定期間後にインフォグラフィックとしても生成されるため、Twitch内外のスポンサー候補により広くアピールできるという。

もうひとつの「StreamElementsパートナーシップ」は、企業・団体によるスポンサーシップオファーを手早く確認・受注できる機能。執筆時点ではTwitch公式パートナーの配信者のみ利用でき、一般ユーザーへの提供は3月中旬からとなる。
また、現状の対応言語は英語・ドイツ語・フランス語のみとなっており、今後数週間から数ヶ月のうちに対応言語を増やしていくようだ。