個人ゲーム開発者の蒼木いつろ氏は3月19日(水)、“SCP財団”や“クトゥルフ神話”に影響を受けた探索アドベンチャーゲーム『アノマラスシティ』のSteamストアページを公開した。
本作は配信時期未定で開発されており、蒼木氏のXアカウント(@ituro_aoki)にて制作進捗が随時報告されている。
『アノマラスシティ』は、怪奇的な特性を持つオブジェクト「異常存在」を秘密裏に収容していく“機関”の職員となり、世界へ迫る終焉を阻止するアドベンチャーゲーム。本作では「死により時間を巻き戻す」異常存在でもある主人公の能力を活かしてたったひとつの「トゥルーエンド」を目指していく。
作中では翼を持つ少女「セラ」をはじめとした異常存在が登場し、「知識」や「交渉」、あるいは「戦闘」などのスキルで情報を集めていく。ただし、人々との関係性は時間を巻き戻すごとに原則リセットされるため、断片的な情報をつなぎ合わせることも重要となるようだ。
以下、プレスリリースの全文を掲載しています
「SCP 財団」や「クトゥルフ神話」に影響を受けた探索 ADV 「アノマラスシティ」Steam ストアページ公開
個人ゲーム開発者の蒼木いつろ(https://x.com/ituro_aoki)は、制作中である探索アドベンチャーゲーム「アノマラスシティ」の Steam ストアページを本日公開しました。
Steam ストアページ:https://store.steampowered.com/app/3480500/
メインビジュアル
人知れず異常存在を収容し、世界終焉を阻止する探索 ADV
「アノマラスシティ」は、人知れず「異常存在」を収容し、世界終焉を阻止する探索アドベンチャーゲームです。
本作は「SCP 財団」や「クトゥルフ神話」に影響を受けており、異常で不穏な世界に足を踏み入れていく不安と好奇心、そして徐々に隠された真実を明らかにしていくカタルシス、そんな体験を目指して開発を進めています。
1st トレーラー:https://youtu.be/lNOC-OWaT5w
職務は「異常存在」の調査と収容、ときに戦闘が発生することも
「異常存在」とは、怪奇的な特性を持つオブジェクトです。それは見るからに異形の怪物かもしれませんし、一見すると何の変哲もない、しかし隠された能力を持った雑貨品かもしれません。
それらを秘密裏に収容し、一般社会から隠蔽することを目的とする「C.C.C.機関」。その一員であるプレイヤーの職務は、都市を探索して異常存在の情報を集めることです。調査にはときに「知識」や「交渉」、そして「戦闘」といったスキルが必要なこともあります。スキルのレベルに応じて、得られる情報や人物との関係性、そして物語の結末すらも変化します。
戦闘、スキル画面、都市の探索
死による時間の巻き戻しと、世界線の分岐
正体不明の「異常存在」により、世界は終焉の危機に瀕しています。その原因究明と解決を行うには、残された時間はあまりに短いでしょう。
しかし、それに立ち向かうプレイヤーもまた、何度命を落としても始まりの日からやりなおす「タイムリープ能力」を持った異常存在です。この異常性を利用してさまざまな選択を行い、数多の世界線を辿って、たった一つの「トゥルーエンド」を目指すことが、プレイヤーの職責となります。
選択肢は特定条件で開放されるものも存在
登場人物
■博士(プレイヤー)
機関の研究員。記憶を失っているが、上司いわく「機関では記憶喪失はよくある」とのこと。死により時間を巻き戻す「タイムリープ能力」を持った異常存在。
■有翼の少女「セラ」
プレイヤーが最初に出会う異常存在となる、翼を持つ少女。ある組織の施設に「重要研究対象」として監禁されていたところを救出する。
制作者について
制作者の蒼木いつろは、第 33 回ファンタジア大賞で審査員特別賞を受賞し、2021 年にファンタジア文庫からライトノベル「少女と血と勇者先生と」を出版したのち、同年にフリーゲーム「ワールドエンド・サマーデイズ」をリリースしました。
本作はストーリーの切なさと伏線が張り巡らされたシナリオ構成が評価されており、そのテイストは今作「アノマラスシティ」にも継承されています。
「アノマラスシティ」概要
ジャンル:探索アドベンチャー
プラットフォーム:Steam
価格:未定
発売日:未定
ウェブサイト:https://anomalous-city.com/
Steam:https://store.steampowered.com/app/3480500/
制作者:蒼木いつろ
X:https://x.com/ituro_aoki